2010/11/30

我が家のオーガニックタルト「FIKA」

というわけで、我が家のオーガニックタルトの一般発売に
向けていろいろと準備している最中ではあります。twitter
上でほんの少しづつ呟いたりしてますがDMをくれたりRT
してくれる方、メールで買いたい!と言ってくれる方がい
らっしゃるのでなんとかしてお届けしたいわけです。

しかしながら、この自慢のタルトをつくることができる
「職人」が一人しかいない上に24時間これにかかりきりに
なることも出来ないので、当分の間は、個人の方対象の
「完全予約制」、しかも限られた「日時」と「新百合ヶ丘
まで買いに来れる方のみ=通販なし」「数量も限定」とい
う限定だらけの何とも時代にミスマッチな販売形態からの
スタートになります。なんともまぁ。。という突っ込みを
感じつつ、私の相方と共にここから頑張っていこうと思っ
ております。何卒よろしくお願いします。

販売日、正確な住所、月ごとのメニューや写真、値段など
詳細は近日このブログでアナウンスさせていただきます。
もちろん私のtwitterでも告知たくさんするつもりです。
(あ、是非フォローしてください!リフォローいたします。
ちなみに私は@todakoichiroです。)

タルトブランド名ですが、FIKAという名前になりました。
FIKA (フィーカ)とはスウェーデン語で「家族や友人と過
ごす楽しいお茶の時間」という意味です。オーガニックタ
ルト「FIKA」は卵や牛乳、バター、白砂糖、食品添加物
(合成着色料、防腐剤の類い)は一切使っていません。
ドライフルーツやナッツをふんだんに使い、カラダにやさ
しいオーガニックの食材にこだわったタルトです。

<主な原材料>
地粉、全粒粉、甜菜糖、塩、豆乳、なたね油、アーモンド
プードル、大和芋など。
その他、ドライフルーツやナッツ、ハーブやスパイスが
入ります。

一個350円とか400円です。ホール売りもするつもりです。
11月上旬に行ったVege&Fork Marketでは100個作って100
個完売しました。自信作ですので楽しみにしていて下さい。

なんかFIKAのロゴがIKEAみたいですねぇ。青とオレンジ
って北欧な感じです。


    

         


2010/11/22

ファーマーズ&キッズフェスタ2010へ。

11/20と21の土日に日比谷公園で行なわれた「食と農の祭典」に行ってきた。運営側と仕事をしている友人がイベントのUst中継を依頼されていて、私もUst班として参加することに。ファーマーズ&キッズフェスタ2010

主催は「第1回食と農の祭典実行委員会」という形態をとりつつも、共催でクレジットされている
社団法人日本農業法人協会が旗揚げをしているようだ。「食と農」とというだけあって全体的に和やかなムード。サブタイトルも~未来の子供たちのために~とあるようにキッズも楽しめる仕掛けがたくさん。キッザニアが参加しているし、NHKのアニメキャラクターが登場したり、キッズにとってはビルの高さに感じられるであろう、大型トラクタや電動耕運機やコンバインの体験+撮影会に野菜のわなげ、あひるレース、ドッグパークなどとにかく盛りだくさん。安心して子供も遊べる。さすがNHKだ。イベントと言えば音楽も、ってことで中西圭三さんのミニライヴ。NHK教育テレビなどで活躍されている縁もあるのだろう、何とこのイベントのためにテーマ曲「We Know愛 農」を書き下ろしたそう。Ust中継しつつも、プロフェッショナルなステージを堪能した。ブラックビスケッツの「タイミング」やZOOの「Choo Choo Train 」は中西さんのペンによるもので、この2曲は盛り上がったし、昨今のEXILE人気に於いて「遺伝子は進化する」とのMCも。

さすがに後援で農林水産省や経済産業省やNHK他、名だたる組合や社団法人が参加しているだけあってとにかく様々なコンテンツ
が用意されているし、プロモーションもよく効いているのだろう、初日の来場者数は3万人以上、日曜日は4万人以上だったらしい。そのあたりは後日発表があるかも知れない。数万人規模対象にするのならばこの次元での実施はマストだろう。突撃Ust中継班では実行委員会の代表の方にお話を聞くこともできた。イベントだし、賑わっていることは最重要テーマだ。その意味で大変満足されているようだった。来年も同時期に第二回目を開催するとのこと。私は残念ながら土曜日には参加できなかったのだが、
高橋がなりさんがプロデュースしている、国立ファーム山形ガールズ農場」のブースでがなりさんにもインタビューできたそうだし、山形ガールズ農場の女子たちは実に明るく楽しそうに野菜を売っている。

世の中的にも農業が注目されるようになってきている。食べるも
のに気を使ったり、若い世代が積極的に土弄りをすることに新しい価値観を見出し、ニューカルチャーを作り出していることもあって賑やかになってきた。もちろん私もこのニューウェーヴにのった一人だ。私は農業にコミットしている立場ではないが、メディアが「今の流行」で農業にスポットをあてるやり方には違和感をおぼえるが、今後もっと注目されていくだろうし同種のイベントも増えていく気がする。

私が今後も主催していこうと思っているVege&Fork Marketもカテ
ゴリーで言えば同系統のイベントになる。V&FMは細かく言えば「動物性を一切使わない食」というものを掲げている。イベントでは主義主張はなるべく行なわない方がいいと思っているので声高らかにうたうつもりは勿論ない。「動物性を使わない料理法でこんなにもおいしい料理やスイーツがあります。」という提案型でいこうと思っている。好きな人は好きだろうし、嫌いな人もいる。来場者が決めること。それでいい。

ファーマーズ&キッズフェスタのビジョンは私にはわからないが、
そこに何か変革的なテーマがあることを望んでいる。旧態依然とした部分も多々あるかとは思うが、この素晴らしいイベントを地方の農家のただの「出張販売」の意味合いだけにするにはあまりにももったいない。キッズの未来を含めた「農業の未来」に向けて是非新しい価値観を提案してもらいたいと思う。~未来の子供たちのために~の後には何が続くのか。そこをリアルにしていくと更にイベントが良くなると思う。

折りしも電子書籍の時代が本格的に幕開けとなった2010年。「新
たな読書スタイルの提案」である。ガラパゴスと揶揄される日本の出版業界だが、フリーモデルの導入やアプリの開発などを手始めに少しずつ変化が訪れている。出版業界に限らず、あらゆる業界に変革が必要とされている。勿論そこには多くの「しがらみ」があるがゆえにいきなり変わることはできない。何事も少しずつ動いていくものだ。昨今の出版業界はネット社会においては大分
可視化されてきているし、情報には皆敏感だ。別に比較する必要はないが、農業はまだまだ「感謝されている」業界だ。「つくってくれてありがとう。」という古くからの教えがまだまだ根付いている。しかし、これからは時代の変化とともにこの分野に新たな価値観とビジネスモデルを確立していく者が参入してくるだろう。農業という分野にも「新しい提案」が必要なのだ。ファーマーズ関係のイベントは東京23区内にいくつもある。多くが「売って終わり」だ。誰かが新しい農業ビジネスモデルを確立するかも知れない。と言いながらVege&Fork Marketでも考えてみることにしよう。

東北地方のとある町では助成金を目的とするためだけに畑を維持
している農家(地主?)があると聞く。作物は一応作るが収穫したあと何と全て破棄するら しい。何か意図があるのかもしれないが、これは由々しき事態だ。なんて もったいない。非常に表層的な事実しか知らないので何とも言えないが、 本当にただ捨てるだけと言うのであればいかようにでも利用できるのでは ないだろうか。

私の友人は「アートと農と食」をテーマにまさにこのテーマに取り組んでいる。 どんな解釈で具現化していくのかとても興味深いし、楽しみだ。ちなみにUst中継に初挑戦。マイクトラブルなどありつつも何とか皆で りきった。こういう楽しさはイベントならでは。Ustもかなりおもしろい。

突撃Ust中継班の一部は
こちら



2010/11/19

イベントの出展料について、あれこれ。

次回のVege&Fork Market開催にあたり、出展料についてちょっと考えている。今回は第一回目の開催ということもあり、出展料は「売り上げの10%」という設定をした。というのもイベントを開催したはいいが、肝心のお客さんが来てくれなかったら、元も子もない。その辺りのバランスはとても気になっていた。売り上げに対してのパーセンテージなら言葉通り理にかなっている。仮にもし固定でやるのならば規模的に考え精々3,000 円とかそんな程度だろう。これは売り上げのある店よりもそうではないお店に慮ったやり方だ。

実際、何人くらいお客さんが来て売れるお店はどれくらい売り上げるのかという予測値が全くわからない。極端な話、例えば10万円の売り上げに対して3,000円の店舗と5,000円の売り上げに対して3,000円の店舗が出てくることだってありうる。それはそれで、という考え方も出来なはないが、どうしても公平性を考えてしまうたちなので、考えた結果、「売り上げの10%」という結論に自ら達した。というか単純に合理的だと思っている。

他の類似イベントを見てみると、この方法でやっているイベントはあまりない。コスト計算が事前になされ、いくらの収益で成り立つかというバランスシートが存在しているのだ。金額を予め決めて当然だ。「東京ベジフードフェスタ」はこんな感じだ。

現場で調理するお店の場合 ¥110,000(2日間)
事前に調理済みのお店の場合 ¥35,000(2日間)

高いか安いかは出展者次第だろう。代々木公園の使用料や人件費、付帯設備に刷り物やPRなど考えたらこれくらいにはなるのだろう。さすが都内の真ん中、大体動員が半端じゃない。行ってみたが本に人気があるイベントだ。天候にも多いに左右されるだろうがとにかく人が多い。100万円単位で売り上げる店が続出するのもよくわかる。おいしい店もかなりあった。店作りやオペレーションなど学ばせてもらった。ちなみに「東京ベジ〜」の実行委員会の方々がVFMに来てくれて挨拶してくれた。イベントの大なり小なりはさておきコンセプトに共感してくれていたようで、これは本当にうれしかった。

「アースデー」に関してはもう何と言うか大きすぎて意味がわからない。とても参考にならなかった。エネルギーとかちょっとテーマが大きい。あれだけのものするってのは凄いよねぇ。売る店はどれくらい売り上げんだろう。でも居て楽しいイベントなのは間違いない。

今回このイベントを主催するにあたって最もありがたいことは、会場費やそれ以外の経費をほぼゼロに押さえることができた点だ。(刷り物はすがにいくらかかかっているが。)つまりリスクがなかった。これは今後も変わらないだろうし、だからこそ今後もやろうと思っている。ただし、テントは自腹で購入した。あのロケーションでテントなしは考えられない、と。これもまぁレンタル制にしていけばなんとか回収できる。固定の出展料制にするか、10% 制にるかはこの規模感でやる限りは選択できるということか。欲をえばフライヤーというのをなくしたいと考えている。これだけソーシャルメディアが発達しているし、情報収集の仕方が変わったからだ。願わくば波及効果がある人にTwitterでつぶやいてほしいw。れ以上ないってくらいのプロモーションになる。それはそれでコツツ仕掛けていきたい。もちろん全体で言えばまだまだ旧来のメディアで収集している人も少なくない。この部分についてはまたゆっくり書きたい。商圏という話や市場を考えるっていうテーマで。えているととてもおもしろい部分だ。

もうひとつ、今回のイベントを機に仲良くなった出展者にこう言われたことがある。
「10%なんてやり方するとちょろまかされちゃうかもよ。」

どうぞどうぞと思った。私だって特別に人を信用するタイプではい。そうかも知れないとも思った。でもいいんです。そういうのは大した問題じゃない。というかココロのどこかで「そんな人いない。」と思っていた。だって友人が友人を呼んでいる=皆つながっているから。ある意味狭い世界なのはこの業界も一緒だと思う。個人出展の方々はそこらじゅうのイベントに出ているから知り合いなのだ。実際出展者同志の交流もたくさんあった。そんなことする人いないよって。

というわけで次回開催時も「売り上げの10%制」にしようかと思っています。もしご意見がある出展者さんやこのブログを読んで思ったことがある方がいましたら是非聞かせてください。

では、よい週末を。



2010/11/17

オーガニックタルトを出張販売します。

千葉にあるCafe Blueでvegeyogaがあるようです。そこで我が家のオーガニック・タルトが出張販売されるようです。いつもはこのクラスを新百合ヶ丘でやっていますが、不定期で千葉へ。フライヤーを即行制作。てかあんこちゃんのイラストが全てですがね。あんこちゃんの焼き菓子は絶品です。バターとか白砂糖とか卵を使わないでこんなにもおいしいものが出来るなんて素晴らしい。

私のタルト販売計画も気持ち的にはこのタルトをオンラインにのせたいわけですが、やはり菓子製造業の許可が必要。つまり自宅以外に規定のキッチンが必要なのです。当面は自宅販売にしていくしかないですねぇ。


2010/11/08

U2 NIGHT vol.7



告知です~。
ボクの友人DJ JIROがやっているイベントです。とにかくU2オンリーのパーリー。日本一のU2ファンが集まりますよ。DJ JIROの「With Or Without You」Remixは18万アクセスオーバー!もちろんボクも行くつもり。U2好きじゃない人はちょっとどうしていいかわからないイベント。その後は打ち上げかな。

2010/11/14(日) 12:00~14:45
Zher The ZOO(代々木)
http://www.ukproject.com/zherthezoo/
¥2500/1drink
DJ:Jiro,

U2 // With Or Without You (Mirage Remix)
remixed by DJ JIROhttp://www.youtube.com/watch?v=LSaEGEODh9Q
パンディータ
VJ:Nao-Fo
Live:Windmill Lane,Lemon Drops

U2の曲だけでDJします。 2006年から始まって、気づいたら7回目。 今回は真っ昼間に開催です。DJやトリビュートバンドが奏でる U2ミュージックに乗っかって、小粋なU2パーティーやりましょう。大音量のU2を聴いて歌い叫ぶのもよさげ。U2ファン同士のさりげない 交流を深めるのもよさげ。ただU2を聴きながら、一人グラス 傾けるのもよさげ。無心で踊り狂うのもよさげ。 楽しみ方、自由。年齢制限、無し。飲酒運転、ダメ。お一人様で参加の方も、普通にいます。お気軽にお越しくださいませ♪

2010/11/04

第一回目VFM無事終了しました。

先日無事に第一回目の開催を終えることができました。ご来場いただいた方々、出展者のみなさん、出演アーティストのみなさん、ボランティアスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。出展店舗数も勢25店舗集まりました。

やはり新たな出会いがとても楽しいわけです。とにかくいろいろな方々を紹介していただきました。今後Vege&Fork Marketでのコラボレーションも増えていきそうです。イベント中は私の友人たちも含め皆さんが笑顔でココロからうれしくなりました。それからおもしろかったのは、ステージの周りでフリースタイルジャムが「なんとなく」はじまり、徐々に楽器から出る音が混ざり合い ひとつの音空間が出来上がりました。誰もしゃべることなく、ただ沸いて くる音を皆で聴いて、感じている。「からだで聴く」といった感じです。魔法がかかった時間でしたね。

次回の開催はいつ?といったありがたいお言葉を数多く頂戴しました。イベント内容も再考しながら、開催に向けて早くから準備していこうと思っています。ひとことで言うと来年の春と言ってしまいますが、実際は半年ありません。イベント業界でいうと「もう、すぐ」というイメージです。実際イベント、というか仕事でも何でもほぼ全て「準備8割」なわ
で、決して余裕があるわけではないんですよね。人手も足りないので(笑)。そうそう、これに関してはコンセプトを理解していただける実行委員をきちんと編成していこうと思っ
ています。あまり堅苦しく考える必要もないのですが。その他、課題がはっきり見えています。どんどん良くしていきたい。

柿生にある、この環境センターという場所には、中くらいのサッカー場、小さな野球場、学校の校庭くらいの「ふれあいの丘」そして今回の並木道と4会場あります。企画当初からスタートアップはこの並木道から小さく始めよう、と思い立ったわけですが、いつかは「ふれあいの丘」でできるように大きくしていこうなんて夢も持っております。100ブースくらいのキャパがあるので、数千人の来場も可能、、、なんて思ったりしています。とはいうものの一朝一夕でイベントが巨大化するわけはありません。そこには大いなる戦略と人的パワー、そして魅力的なコンテンツがるわけです。当然収益モデルも考えなければなりません。

とにかくやらなければ何も生まれないと思ってやってみた第一回でしたが、想像以上に多くの方々に来ていただけたような気がしています。私なんかよりももっと真剣に食や健康や農業問題や環境について考えられている方々ど出会えたことは本当にうれしいことです。是非今後もお付き合いさせていただきたい。

今のところ、2011年の4月に開催を考えております。内容も再考しながら育てていこうと思っています。

桜のタイミングも合えば最高ですね。今回は晩秋の木々と、並木道、グリーンのテントたちのコントラストがとても好評だったようです。あえて言うとすればもっと食べたかった!!

とにかく天候に助けられましたね。
本当にありがとうございました。
次回また皆様にお会いできる日を楽しみにしています。

Vege&Fork Market
主催 戸田耕一郎