2012/10/29

ロハスフェスタ東京へ。


日曜日にロハスフェスタに行ってきました。あいにく雨が降ったりやんだりですが、噂に聞いていましたし、ロケーションも光が丘公園(練馬区)ということもあり、楽しみにしていたので行ってきました。

いやいや、素敵なフェスタでした。大きなイベントですが、随所に手作り感があって素晴らしい演出でした。晴天だったら更にものすごい人が押し寄せていたと思います。

もともとは大阪が発祥の地なんですね。東京進出後、第3回目の開催。何と言うか限りなく僕がひとつの理想としてイメージするちょっと森っぽくて自然の中、ゆとりと遊びがたっぷりあって、ちょっと北欧っぽい感じ。フード、野菜などが主体ではなく、雑貨、家具、フラワー、衣類、エコ系などがバランス良く揃っている感じです。来年もまたあるのでしょう。とてもおすすめです。















(おぉ…アイアン•メイデン…。)

まわりの樹々がカナダとかニュージランドっぽいんですよね。本当に素敵な場所。フードブースは特にこだわりを感じませんでしたが、せっかくロハスならもっとベジ、ナチュラル、オーガニックな店舗が出たらいいと思いました。ミニライブはKANARANという北欧音楽をプレイしているバンドが登場。ちゃんと聴かせてもらいました。エコステーションをはじめ、リユース食器を徹底、天ぷら油の回収、廃油キャンドルのワークショップなど環境やゴミ問題への取り組みはもちろん、「xChange」なるコーナーでは古着の「物々交換」会が開催。おもしろいですね。細かい部分もきちんしていて勉強になりましたし、楽しませてもらいました。

パティスリーポタジエや宇宙航空研究開発機構(JAXA)などがイベントに協力。JAXAは環境観測衛星「しずく」が集めた最新データをパネルで展示。ガヤガヤと子どもたちが集まっていました。ポタジエのイベント限定スイーツはもちろん完売。相変わらず売りますね。

ゆっくり話することはできませんでしたが、気になったブースはNPO法人 森の学校。まずはホームページをさらっとチェック。http://www.morinogakkou.jp/
いわゆる廃校になった校舎をそのまま活かしながら教室や宿泊施設化として”再利用”し、さらに周辺の森や川や滝をフィールドにして大人も子どもも遊べる学校にしています。キッズキャンプや親子体験キャンプ、教育分野における各種研修施設や団体向けにも施設を開放しているようですね。(キャンパスは栃木。事務局は東京。)藤野や島根県の柿木村で見た光景です。この歳になって再び自然の中で遊びたくなっている今日この頃です。


2012/10/23

『天然生活 』12月号に掲載していただきました。


『天然生活』12月号に戸田 希が載っています。「畑ライフ」の取材でした。せっかくの機会なので宣伝です。藤野にある僕たちの畑を撮影していただきました。きれいな雑誌ですね。数年前の僕なら100%関わることがないであろう雑誌。人の生活って付き合う相手によって以外とさらっと変わるものです(笑。


今はちょうどサツマイモ堀りのシーズンです。こんなカタチのサツマイモ、自然栽培ならではですね。僕はヤキイモ&珈琲が好きなので早速食べてます。蒸して焼くと甘さが引き立ちます。




2012/10/22

トレイルランと裸足レースを同時に初体験。


今年の1月にフルマラソンを一緒に走った友人たちと今度はトレイルランの大会に出場してきました。しかもベアフット、裸足レースです。

第一回 飯能べアフット&駅伝レース開催 http://www.dreamnews.jp/press/0000058117/

裸足、めちゃめちゃイタいです。アスファルトはともかく、山道に入った瞬間悲鳴を上げそうになりました。練習していない=裸足免疫がない=走れるわけないというサイクルです。わかっちゃいながらやりたがりな性格ですね。たぶん参加者の中で僕が最も未経験者っぽくレース中にも「裸足の洗礼受けてるね!」なんて言われながら走ってました。

「大自然の中でアース!」「足裏が刺激されて気持ちいいかな?」なんてのは微塵も感じることができず、ひたすらゴールだけを目指す、我慢大会みたいなもんでした(笑。もちろんレース終了後の独特の達成感は特別ですし、何より友人たちと楽しめるのは最高の「遊び」だと思います。

午前中は裸足レース、午後は4人一組の駅伝レース。駅伝きつかった。。こちらも山道をトレイル。全28kmなので一人7kmくらいですね。ロードの7kmとは全然違くて、心臓が飛び出そうなくらいタフなレースでした。個人のペースで走るのとは違い、ややプレッシャーを感じながら走るので本当に必死。結果、3位に入賞!その後の温泉&ビールは格別でした。

【結果】
1、トレイル裸足レース 10Km 完走:ビリから3番目くらい!あは!
2、トレイル駅伝レース 28Km 完走:第3位
駅伝は見事に入賞!何組エントリーかは内緒です!w



なぜ、いま裸足レースなのか
<はだし教育と裸足ランとは>
http://www.body-meister.co.jp/barefootrunning/about/
僕はいきなりトレイル10kmエントリーとやや無理し過ぎましたが、激筋肉痛はさておき、血流が良くなった気がします。超足裏刺激というか、カラダがあったまった気もします。走り方やコツは存在します。無理すると怪我しますので経験者に指導してもらうことをおすすめします。免疫をつけるためにたまに走るだけでかなり慣れてくるだろうと思いました。女子でもスイスイ走る人がたくさんいました。PCを中心とした仕事が増えるとアタマがクラクラしてきます。何となくカラダが自然を欲するのです。裸足になるとこんなに気持ちいいものかと感じます。

一体感から生まれるつながり
完走=達成させるという参加者全員の共通の目的があるため、レース会場には一体感がとても生まれやすいのも特長のひとつです。「すれ違うランナーにお互いに声がけする」「ふぁいとー!」「がんばれー!」「ういー!」みたいな声が飛び交います。遅くゴールするランナーをゴール付近で拍手とともに皆で迎えます。

沿道の声援やボランティアの方の差し入れなどその場にいる人たちがひとつになれる感がとてもいい空間を作ります。走っているときはめちゃめちゃしんどいのでたくさんの方のあいさつや応援が励みになります。僕は世に言う「絆」とか「つながり」には漠然としたものしか感じない=ほとんど何も感じることができていないので、やはり目的をもって集まるのが好きみたいです。適度な人数っていうのも自分にとって重要な要素かも。

イベントを通じて何かを伝えるというやり方
今回のレースのオーガナイザーがレース前に走り方やコツ、注意点など実践しながら「裸足レースの講習会」をやってくれました。興味深かったのは食事の点についても言及してくれたことでした。

特に動物性食品を食べすぎないこと(筋肉が固くなりやすい)、白砂糖を摂らない方がいいこと(筋肉離れを起こしやすい)をすすめています。こういうアプローチは体感があるので非常に伝わりやすいですよね。

人は何かを伝える際にいきなりメインに突入するところがあります。ベジタブル生活やオーガニックライフをすすめようとする場合も同様です。アプローチの仕方や伝え方で全く相手の印象やインプットが変わることがあるでしょう。僕は断然、体感や経験を通じて広めていきたい派です。だからレースやキャンプ、マーケットなどのアウトドアイベントが大好きです。

(宮沢湖。すぐ近くに大きな温泉施設があっておすすめです。)

今回の会場は埼玉県飯能。散策したり、トレイルランもできます。脱都会。ゆっくりしたいときにはぜひ。

レイクサイドパーク宮沢湖
宮沢湖温泉 喜楽里 別邸 >ここ最高です!


2012/10/19

週末は東京ベジフェス!代々木公園に行こう。

今週末はいよいよ代々木公園にて東京ベジフードフェスタ2012です。ビーーッグ!
首都圏でも最大規模のベジフードイベントです。
一体何万人来るんでしょう!?
店舗数もたくさん!明日明後日の開催です。ぜひヘルシーな2日間にしましょう。

オフィシャルサイトはこちら。http://tokyo-vegefest.com/index.html


僕は土曜日、とあるレースに出場する予定なので日曜日に行くつもりです。知り合いもたくさんいらっしゃるのでみなさんの活躍を見に行ってきます!楽しみですね。
そしてガツガツ食べます!


2012/10/18

ap bank fes '12 のドキュメントに学ぶ。


NHKで放送されていた『ap bank fes '12 Fund for Japan』のドキュメンタリーを観る機会がありました。NHKのドキュメンタリーは落ち着きがあっていいですね。

「環境問題やサステナブル、いわゆる持続可能な社会づくりをテーマに掲げるイベントです。」というナレーションから番組はスタート。ap bank fesはご存知、櫻井和寿さん(Mr.Children)と小林武史さん(音楽プロデューサー)が中心となって2005年に始まった夏フェスです。

 ap bank Fund for Japan みんなで生きる。みんなが活きる。 

8年目となる今年から規模を拡大、静岡県•つま恋、兵庫県•淡路島、宮城県•川崎町の3会場で開催されました。来場者は述べ17万人。去年からは震災復興が大きな目的となり、イベントの収益は全て復興支援に充てられています。活動費や制作費以外は全部ということでしょう。凄いことですよね。

7月14日、静岡県掛川市。つま恋会場にてap bank fes初日。2.8万人の来場。満員です。

                      (Pic:リンク元 MUSIC LOUNGE

●ap bank という非営利組織
2003年に環境に関わる事業やサステナブルな活動に対して融資を行う組織です。自然エネルギーの推進、農薬に頼らない農業など90件以上。小さな団体から企業へと融資を行っているそうです。
ap bankは、自然エネルギーや環境プロジェクトなどへの融資を行う非営利バンクとして2003年に設立されました。ap bankは、市民やNPO団体、法人による、自然エネルギーへの取り組みや環境保全など、新しい未来作りのためのアイデアや活動、プロジェクトに対し、「融資」という方法で支援してきました。現在までに、90件3億717万4641円の融資を行っています。(ap bankオフィシャルホームページより。)
イベントのコンセプトに賛同するアーティストが現れるようになって、その境を外して考えて行ったら「ap bank」から「ap bank fes」になったと小林武史さんは語ります。思いや思想が広がっていくんですね。

そしてアーティストのつながりは海外へも広がっていきます。「I'm Yours」のヒットで知られるジェイソン•ムラーズ。音楽活動と並行してカリフォルニアで有機農園を経営。フェスのコンセプトに賛同し出演。     …おおぉ!カリフォルニアー!


この曲は海に行く道中で聴きますねぇ。ジェイソン•ムラーズのような人が「地球の恵みに感謝する」みたいなことを言っても全く嫌味に聞こえないんですよね。カリフォルニアの青空みたいな人です。でなきゃI'm Yoursのような曲は書けないでしょう。ジャック•ジョンソンなどと同様に僕の中でのオーガニックミュージック系アーティスト。時代に決して流されない、ナチュラルスタイルなミュージシャンたち。

耕す 木更津農場
ap bankが中心となって設立した農場が「耕す 木更津農場」です。敷地面積は30ヘクタール(東京ドーム約6個分!)。8名のスタッフが有機農業を実践、ap bankの飲食ブースに提供されています。http://www.tagayasu.co.jp/index.php

(Pic:リンク元 greenz.jp

環境に配慮した運営
木更津農場で使用するトラクターはバイオディーゼル燃料を使用。飲食店から使用済みの油を引き取り、濾過させます。植物由来の油から作られた代替燃料で、ガソリンや軽油よりも二酸化炭素の排出量は少ないと言われています。さらに園内に太陽光パネルを設置。自然エネルギーを取り入れた農業を運営しています。

そういえば僕のある友人も脱サラして田舎農園暮らしを一昨年からはじめています。(しかも木更津。)それと何とバイオディーゼル燃料の車に乗っています。意識が高い人が多い地域ですね。




さて、楽しみな食のコーナー、フードエリアです。(Vege&Forkでもお世話になっている店舗さんも今年出展してきたようです。さすがに相当忙しかったみたいですよ!)

●Food Relation Network http://www.fr-network.jp/
「食べ物を生産する人、調理する人、食べる人」をつなぎ、命のつながりや食の安全性への意識を高めるプロジェクトです。食に関して立場が違う人同士、普段会うことがない人同士が一同に出会える場です。何気ない会話がうれしくて、お客さんも出展者も楽しい時間であるのはどこのイベントも一緒ですよね。


●eco-reso talk http://fes.apbank.jp/contents/talk.php
「食」「環境」「エネルギー」「復興支援」など様々な問題について語り合うトークショー。 各界の著名人たちが様々なトークを繰り広げています。有名シェフたちのトークショー詳細はこちらから。


来場者にたくさんの気付きを与える場
「太陽光発電によるミストシャワー」、フードエリアやキャンプエリアの発電は全て「バイオディーゼル発電機」。ゴミの分別を行い、リサイクルできる資源の量を掲示した「エコステーション」。マイ箸、マイ食器を持参する人は年々増えています。「apが始まった頃は2005年くらいで、まだエコエコ言ってなかった。そのきっかけを作ったのがapだと思う。」と来場者は言います。徹底的にやる切っていますね。凄い。。

太陽光発電によるミストシャワー
バイオディーゼル発電機
エコステーション

次は淡路島へ
8月4日、兵庫県淡路島。国営明石海峡公園。淡路島は17年前の阪神淡路大震災で壊滅的になりましたが、見事に復興しています。復興の象徴としてこの場所で開催を決めました。

トークショーでの特別なイス
この会場のトークショーではステージ上のあるイスが話題を呼びました。そのイスを作ったのは、岡山県西粟倉村、人口1,600人の小さな村に住むクリエイターです。この村はかつて林業が盛んでした。しかし諸外国の資源や安価な材木の輸入の波におされて衰退。何とかせねばと近年、村一丸となって「森の事業」を開始。木を活かすビジネスを立ち上げます。ベンチャー企業が村とタッグを組み、開発、流通に加え、新たな雇用も生み出します。高品質な木材を高い木工技術で製品開発。その中のひとつがこの村の檜で作ったイス。そしてapで使われるようになったのです。こんなイスです。素敵。http://youbi.me/spinchair/

ぼくらが旅に出る理由
なぜ、3カ所でフェスを開催したかというと、それは「復興支援のチカラになれることを願っているから」と櫻井さんはステージ上から語ります。「遠くにいる誰か、近くにいる誰か、自分以外の誰かの幸せを願ってこの曲をお届けしたいと思います!」と言ってBank Bandバージョンの『ぼくらが旅にでる理由』をプレイします。そう、小沢健二さんの曲ですね。
聴いたことある方も多いのでは。この曲です。

旅の最終目的地、東北へ
淡路島会場では地元の新聞社と共同である企画を立ち上げます。会場に置かれた木のオブジェ。それは復興地へのエールを送る「メッセージツリー」です。同じ痛みを乗り越えた人の祈り。たくさんのメッセージが集まっていました。このツリーは850km離れた陸奥会場へと届けられます。http://gallery.fes.apbank.jp/?p=806


宮城県柴田郡川崎町へ
8月18日、国営みちのく杜の湖畔公園へ。4万5,000人が来場。フェスには地元のお店がたくさん出展しています。東北コットンプロジェクトは津波による塩害によって米作りが出来なくなった農地を綿花を栽培してよみがえらせオリジナル製品を作り、大槌復興刺し子プロジェクトは被災した女性たちが手がけた手芸品を販売し、新たな雇用を生み出し、TEAM 南三陸は被災した若者を中心に結成。南三陸の食材を使った地産地消の食文化を提案しています。ap bankは震災後、いくつもの支援プロジェクトを立ち上げました。「歌の炊き出し」「贈る図書館」もそのひとつです。そして今もなお、活動は続いています。

僕が書いているものはごく一部に過ぎません。興味を持たれた方はぜひ、オフィシャルサイトをチェックしてみてください。



「持続可能な社会づくり」という大きなカテゴリーの中で仕事をしたい、しよう。
…と自分が思っているからこそ、この番組にも興味を持つのは当たり前でした。テレビでやったことをなぞっただけのエントリーですが、それを文字化することでアタマに刷り込まれていきます。そして誰かに伝えたくなりました。発信〜!

例えば本屋に行ってもその手の記事や本、特集があれば必ず目を通すようにしています。 Vege&Forkチームの一人が今年のap bankの飲食エリアで仕事をしてきました。その影響もあります。エコステーションについても見て感じて来てくれているので僕も色々と質問しています。

それにしても会場内のテント(店作り)や看板やTシャツ、何を見ても、ワクワクしますよね。什器やディスプレイもめちゃめちゃかっこいい。



ちょっと前の自分は「社会に良いこと」をしているアーティストやミュージシャンを見て、偽善者っぽいなぁとか売名行為だなぁとか思うことが多かった気がします。14歳からU2を聴いているのに何を学んでいたんでしょう(笑。
今は全くそうは思いません。というか、そんなことは全然関係ないし、どうでもいい。それよりも「じゃあ、自分は何をするの?」「自分はどうしたいと思っているの?」と考えるべきだからです。そして興味を持ったのなら、少しでも動きたくなったのなら、「GO!」です。

僕がVege&Fork Marketやその周辺の仕事をやり始めたのは過去の自分から次なる自分の働き場を創出したいと思ったからです。人をあてに出来なくなりつつある時代だからこそ。

今は全く儲からないし(汗、これだけでは到底やっていけません。しかしやり続けることでその先に仕事として繋がっていくことがあるのです。だから元気になります。そういう意味でも「持続可能」を考えさえてくれる番組であり、フェスでした。(行ってないけど。)番組内に「オーガニック」というワードは出てきませんでしたが、まさにオーガニックを感じます。

ちょっと話がスッ飛ぶのですが、ジェイソン•ムラーズなどを見ていても思うのですが、西海岸やヨーロッパをはじめ農業や暮らしにおいて、この”オーガニックな感じが根ざしてる感”は何なんでしょう。日本とは比較のしようがないくらい絶対的なスタイルとして確立されています。国が動いてるとかそういうことじゃなくて、ひとりひとりの感覚感性が受け入れてる感が違うような気がしてなりません。(もちろんメディアを通じてそこだけにフォーカスするからそういう風に見えたりするってのはあります。)

あたしベジタリアンなんだけどさ、とかわざわざ言う迄もなく、ハンバーガーショップにはベジタリアンメニューがあったりすると。(最近聞いた話です。これはまた別で書いてみたい内容です。)つまり、もう文化、当たり前として根ざしているんですね。

そんな社会づくりを目指した仕事がしたい、とここ数年思っています。いかにも儲からなそうな領域ですが魅力的です。

百聞は一見にしかず。体感と体験が一番。来年はap bank、行こうと思います。西海岸にも東海岸にもフランスにもオーストラリアにも行かねば、ですね。遠い国こそ、若いうちに!




2012/10/15

Vege&Fork @ハウスクエア横浜、終了しました!

(ご存知、青果ミコト屋。店作りが見るたびにどんどんよくなっています。)

住宅展示場第2弾のVege&Fork Marketが無事に終わりました。初日は日中日差しが強くぽかぽかでお客さんもたくさん来てくれました。2日目は小雨で気温も低く、ちょっと寒かったかな。野外イベントは天候に左右されますね。あったかい食べ物や珈琲などはよく売れていました。僕もフェアトレードの真っ赤なネックウォーマーを購入。この秋冬には重宝しそうです。

住宅展示場では営業の方ともたくさん話をしましたが、場内を賑やかしてくれるコンテンツを常に探しています。僕自身もマルシェを派生させたり、今よりもっとカスタムしたりと考えを巡らせています。例えば平日に何かできないだろうか、とかモデルハウスを使って何かできないだろうか、とか。僕だって今のままでは全然満足できないのです(笑。

今後打ち合わせなどさせていただく予定もあるので、せっかくなので何か企画をご提案させていただこうと思っています。今回で言えば、新百合ケ丘や都筑区中川周辺など何か発信すればおもしろがってくれる方がたくさんいるはずです。その何かが大事なんですが(笑。


今回も小さなお子様向けにとても楽しませてくれた『ひなたぼっこ』と『ファーマン』についてちょっと書きます。この2チームは毎回Vege&Forkに来てくれています。

『ひなたぼっこ』の方たちはいわゆるプロボノで、自分のもつスキル、専門分野で力を貸してくれます。みなさん教育系の学部出身の方々でこどもたちと一緒に遊びながら「おしえる•そだてる•たのしむ」を実践してくれます。企画•プロデュースしてくれるのはVege&Forkチームの藤樫夫妻。今回は土曜日に同じくお子様向けブースの『まりこみゅーじあむ』もコーディネイトしてくれました。(本当にありがとう!)来月の麻生環境センターのVege&Fork Marketにも『ひなたぼっこ』は来てくれます。彼ら彼女らの笑い声は遠くにいても聞こえてきます(笑。スマイリーなオーラ全開です。(イベント撤収作業もいつもやってくれる!涙!本当にありがとう!)

そして『ファーマン』。東京都中野区にあるイベント制作会社のチームです。会社の通常業務以外にも、「社会のためになる活動をしようよ!」という社風があって多方面のイベントに「お子様向けブース」で出展されています。3.11以降、継続的に復興の町へと出かけています。(第2回Vege&Forkでは3.11直後ということで、救援物資活動を行ってくれました。)カラーボールのプールや親子で遊べる工作キットの提供など今回も楽しませてくれました。もちろん麻生環境センターにも来ていただくことになっています。

こういうブースが出展してくれることは運営側として本当にありがたいことなんです。お子さんがいらっしゃる親御さんも安心してVege&Forkにお越しください。

他にも紹介したいお店はたくさんあります。ショップディスプレイなどにも研究熱心で、「どうやったらもっとよくなるか?お客さんはワクワクするか?」を考えているお店は毎回着実にファンを獲得しているのを見て感じます。こういうお店は少なくありません。素晴らしい出展者の方々によって本イベントは支えられています。僕ももっとマーケットをワクワクさせられるように考えなくちゃ。

これで6月から始まった移動型+毎月開催Vege&Forkも一旦終了です。当たり前ですがやればやるほどいろんなことが見えてきました。来年以降、少しずつですが、アップデートしていきながら可能な限り開催していこうと思っています。

すべって、ころんで、起き上がって、いよいよ今年最後のVege&Fork Market@麻生環境センターが来月開催です。あと3週間、今日からできる限り動いていこうと思います。

早朝はだいぶ寒くなってきました。キンモクセイの香りがします。秋!例年は11月上旬はカラッと晴れる傾向にあるようですが、油断はできません(笑。
ま、自然には逆らえないので天にまかせることにしましょう。

今回初出展の「やさいのおすし」。丁寧に作られたお寿司は7貫入り限定25パック。完売です。)

2012/10/12

FIKA、秋の新作です。土日はハウスクエア横浜へ。


さて、明日と明後日はVege&Fork Market@ハウスクエア横浜です。我が家のFIKAも新作が続々と焼き上がってあります。本人は忙しいようなので僕がかわりにブログアップ。カメラや画像作りも担当!ってことで、早速ご紹介です。

*****

栗タルト ¥350/個

いちじくのタルト ¥400/個


かぼちゃマフィン ¥350

ブルーベリーマフィン ¥300

米粉マフィン ¥300

栗チョコケーキ ¥300

スコーン ¥200

クッキー(3個入り)¥150

バター、白砂糖、牛乳は使っていませんのでアレルギーやデリケートなお子さんでも安心して食べていただけるスイーツです。その他、オーガニックビールやホワイトビール、有機玄米茶なども販売します。ぜひ、FIKAの秋の新作をお楽しみに。もちろん、他にもおいしそうなお店がたくさん並びます。出展店舗のご紹介はこちらです。

We meet with a new house and organic foods!



2012/10/10

出来上がっているもの、これから出来上がるもの。

新しい仕事、新しいブランド、新しいプロジェクト、新しいアーティスト、新しい作品。
これから流行らせようと思っている、コト、モノ、ヒトについて、もし仕事で関わるとしたら、「既に有名で確立されているもの」と「全く未知で内容もよくわからないもの」どちらを選択しますか?  …なんて唐突ですが。


photo credit: jurvetson via photo pin cc

いきなり決めつけて(?)しまいますが、ほとんどの人は「出来上がったもの」が好きだと思います。なぜなら見えているものは安心で、周りの人も既に知っているので色々な意味で仕事がしやすいし、伝えやすい。そして何よりわかりやすい。

それに対して「これから出来上がるもの」「無名なもの」は不安だらけです。内容がわからない、どこに向かうのかわからない、仕事として成立=儲かるのかもわからない。見えていないものはとにかく人を不安にさせます。最初の一歩は大変。




何年も前ですが、ある無名バンドを売り込んでいるマネージャーに聞いた話です。そのバンドを有名にしたいと思っている。さてどうするか。「ツアーバンを一台用意して4人で全国ツアーに行かせる。年間のライヴ本数は250本。これがノルマ。」

びっくりです。ほぼ一年ライヴ漬け。250カ所と言えばほとんど日本中のライヴハウスに出ている計算です。

つまりこういうことです。ライヴハウスのマンスリー(スケジュール)を見ると必ずそのバンドが載っている。「人が知らない事」には何の評価も評判もない。良い悪いのもっと前に「まず知ってもらうこと」が重要。でなければ何も始まらない。逆に言うと「人が知っている」だけでセールスが変わってきます。好き嫌いはその後の話です。

その後、売れたら天国。ヒトもモノも、そしてカネもこっちに向いてくるわけです。

周りの人が「それを知っている」ということはそれぐらい凄いことです。

テレビドラマでも映画でもアニメでも今やほとんど全てと言っても過言ではないくらい「原作モノ」が中心です。オリジナル脚本発のものは多くない。原作がヒットしていることが最低条件です。つまりそこには既にファン(安定的にお金を出してくれる人)がいます。そうでなければリスクと考えるわけです。いかに原作ファンを裏切らないように作るかを重視する。就職活動でも転職でも名が通った会社はやはり人気です。「いかにリスクをなくすか。」が発想の起点。いいのか?悪いのか?仕方ないのか?

景気が悪くなると人は安心を求めるんですね。大手企業のリストラが相次ぎ、バタバタと会社がツブれて、元気がないと言われている今の日本経済。この記事は何か空しさを感じます。(どっちもどっちだと思うんですが。)

私はこうして退職を強要された/NECリストラ 面談一問一答メモ 

様々な事情があったり、そんな簡単じゃねえんだよとかありつつ、結局は安心や安定を求めることは危険だ、と思っていて損は無いと思います。人や社会をあてにするからそうならなかったときに泣きを見る。自然の摂理として会社や組織にすがると逆に逃げられるんじゃないかと思ったりもします。追うと逃げる。まるで恋愛のようですね(笑。だって絶対なんてないでしょう?

さて。
有名なものや流行ったものは無数にありますし、今この瞬間にもたくさん生まれています。僕はそういうことを成し遂げている、つまり無から有を生み出した人にエキサイトメントや魅力を感じるようになってきています。更に言うと誰かの看板ではなく、自分の名前で成し遂げていく人。刺激を受けながらたっぷり嫉妬もしますw

自己実現欲求のみが自分を満たしてくれるものです。その中身は人それぞれでしょう。何をしたら自分は達成感を覚えるのか。この問いはとても重要だと考えています。

傷をなめ合ったり過剰に群れたりするのは苦手ですが、同じような志を持っている人には感化もされますし、支えられます。ふっと気が抜ける。でもお互いに無意識に馴れ合わないようにしていたり。最近、年齢が僕のひとつ下のイベントプロデューサー/演出家の方と知り合いました。もう10年以上、ひとり(フリー)でやっていると。大きなものから小さなものまで十分な実績があって大変刺激的でした。(もっと話を聞きたかったくらいです。)

無意識的にこっちの未知なる道へ行ってしまいます。これはもう、仕事上の価値観になっているし、刺激を受けられる環境に身を置くようにしています。なので冒頭の問いがあったら、断然「全く未知で、内容もよくわからないもの」を選びます。なかなかカタチにならないことが多いです(笑。今も新しい企画を提案しています。ここを自分の舞台にしようと決めています。軸を決めたらラク。でもカタチを作ってナンボ。そうでなければ無の世界。


究極的に言えば「自分が後悔しないように過ごしたい。」ただそれだけなんですけど。

この記事、痺れました。
ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5

photo credit: cesarastudillo via photo pin cc

2012/10/04

第5回Vege&Fork ボランティアスタッフ募集しています。


今回から少し会場を拡大したり、エコステーションを設置したりと人手が必要なこともあり、ボランティアスタッフで参加していただける方を募集しています。(ランチ付きです。)ご興味のある方はこちらのFacebookページへのメッセージか僕宛にぜひご連絡ください。詳細をお知らせいたします。

info(at)onetreehill.jp(「ボランティアスタッフの件」戸田まで。)

年内のVege&Fork Market はこれで終了になりますが、来年の企画もいくつか決まっています。新たな展開もあり、色々と楽しい予感がしています。(発表をお楽しみに。)その際も一緒に盛り上げていただきたいのでぜひご一緒しましょう。お待ちしていますー☆