2011/12/26

”ベジファイ”されるカラダ。

肉は「どうしても食べたい〜!」と思ったときにしか食べなくなりました。無理してるのではなく自然と。その分、数ヶ月に一度くらいですが、その時はめちゃくちゃおいしく食べれます。ストイックに100%完全ベジタリアンライフを送っているわけではありませんが、オーガニックや植物性の意識はとても強くなりました。寝起きとか、疲れ具合とか、思考力とか、スッキリ具合は格段に違います。アスリートたちの玄米食も頷けるわけです。5年くらい前の自分の写真を見せた友人には「顔つきが全然違う。今の方がいい。」と言われました。「生活習慣が悪いとそのまま顔色に出る」と言うわけです。食べ物や生活パターンで顔つきさえも変わる。

人って環境によって変わるんだなぁと思います。
たまに自分に向かって「ベジファイ!」って勝手に言っています。”カラダを野菜化!” ??

自分じゃほとんど気付かないものです。他人の自分を見る目や指摘はほぼ当たる、と思っているので良く聞くことにしています。今思えば、暴飲暴食当たり前、ヘヴィなタバコにアルコールたっぷりな生活。今はもう絶対に戻りたくないですよね。20代は無理できても(笑、30代中盤からは生活習慣と仕事の効率性が正比例すると思っています。••なんて24日に誕生日だったので思わず吐露!
(あ、Facebookではたくさんコメントいただきました。ありがとうございました!)

*****

今年は多くの方とお会いできた年でした。その中のお一人に室谷真由美さん。大変お世話になりました。いつ休んでいるのだろう?と思うぐらいよく働いて(動いて)いる方です。いくつもの企画やプロデュースを同時に手がけていながらもブログで詳細を報告してくれているのでちゃんと追っています。(笑。というか今年は本格的にFacebookが広まった年なので、友人知人の動きがまるわかりの一年。

そんな室谷さんの企画を二つご紹介。

一つ目は玄米おにぎり!こんな商品を開発中とのこと!

(↑本人ブログから転載させていただきました。)

(サンプルをいただきました!)

「美女限定とかキレイになれる玄米おむすびとか 玄米は美人のもとの玄米餅とか。明るく可愛くPOPでしょ。これなら、玄米の地味なイメージもなく、手に取っていただけるかなぁって、考えました。レトルトなので、1年間保存可能です。いざというとき、旅行の時、山登りのとき、非常用に。  または、玄米を自分で炊くことのできない方や、  玄米を食べてみて欲しいお友達や大切な方への贈り物に」
(ブログより転載)

ナイスアイデア!商品はもちろん、何より僕としては共感できるプロダクトや取り組みをしている友人を応援したい気持ちがとても強いし、一緒に仕事で絡んでいきたい方がたくさんいます。室谷真由美さんはそんな方。とにかくタフ。福井県出身の女性ってタフな人多いのかな(笑。
詳しくはこちら。

二つ目は焼きドーナッツ!自然素材を使った、からだにやさしいドーナッツ。東京駅構内の「東京銘品館 南口店」で購入できるようです。
詳しくはこちら。




これまたお世話になっている「かぼちゃのおうち」が僕にバースデーケーキを作ってくれまして。共通の知り合いの知人宅でのクリスマスパーティ。かぼちゃのおうちが来ることを全く知らされていなかった僕。もてなされることに不慣れな僕。サプライズ。本当に驚きました!

しかも、僕が熱狂的なU2ファンであることを知ってか、ケーキにぐるりと「U2」と描いてあり、感激でした!おいしくいただきました。どうもありがとう。
2012年2月5日(日)大久保のホットショットというライヴハウスで僕がやっているU2バンドのライヴやります。完全趣味で集まった社会人4人組のバンド。2006年11月に8年振りのU2来日公演で興奮仕切った僕は当時mixiでU2バンドメンバーを募ったのです。気付けばもう5年近くやっているんですね(笑。ライヴは主にU2ファンの友人たちと企画。ゆるーくやっています。ライヴは1年ぶり4回目。僕はヴォーカル。そんなこともしています。

(チョコレートでギターを再現!No Egg,No Butter,No Milkです。すごい!)

今年も残りあとわずか。一気に年末モードに突入ですね。個人的には来年早々いよいよフルマラソンがあるし、新しい仕事も始まります。生活のサイクルも変わりそうです。常に自分に変化をつけていきたいところです。来年もがんばっていうと思います。

U2の「終わりなき旅」をお届け。大好きな曲。

U2/I Still Haven't Found What I'm Looking For (Live From Milan 2005)


今年一年、本当にみなさまにお世話になりました。ありがとうございました。よいお年を!
戸田耕一郎


2011/12/22

集結して解散、そしてまた別の場所で集まるという働き方。

先日のサラデコ食堂のオープニングイベントにお越しいただき、ありがとうございました!今回、監修させていただいたマルシェも次回以降のテーマや課題も見つけつつ、無事に終了いたしました!当日は天気も良く、夜まで続く長丁場なワンデーイベントでしたがとてもいい1日になりました!
Beautiful Day!



このイベントはプロジェクト発起人の呼びかけのもと、何人もの大人たちが集まりました。年齢も業種もバラバラです。中には当日初めて顔を合わせる方もいらっしゃいます。各々の得意分野やスキルを生かして協力して作り上げていく。コンセプトや思想とともにそんな風に始まっていきました。ゼロをイチにするスタートアップ。皆の馬力を合わせる必要があります。

ひとつの山を全員で登ってゆく、そんな感じです。


(pic : Ichiro Miyamoto)

こういう働き方や取り組み方を今風に言うと「コワーキング」と言うのでしょう。必要最小限の人数でチームを作り、せーのでプロジェクトに取りかかる。効率よく成果を上げ、自分の役割を終えたら解散する。ちょっとスタイリッシュな言い方ですが、こんな働き方がこれからの時代のひとつのワーキングスタイルになっていると思います。

今僕は自分自身を半サラ半フリ(サラリーマンとフリーランスの両立)と考えていて、個人でどんどん仕事を作っていこうとしています。大きな括りでは夫婦プロジェクトとして「ベジ/オーガニック」をひとつの柱としていますが、それ以外にも少しづつ広がってきています。そして早い段階でフリーランスになっていきたい。今所属している会社や団体と信頼関係のもと、フリーエージェント契約をし、様々な仕事に取り組むことができる。それをイメージしているととても楽しくなります。

「終わったら解散」と聞くと負のイメージがあるかも知れません。ですがここで言う解散は「効率的で、生産的」な意味を持っています。指揮系統役は存在しますが、基本上司や部下が存在するわけではないので各々が自分が今何をすべきかを考え行動していくわけです。なのでセルフマネジメント力超必須。

簡単に言うほど易しいわけではありませんが、惰性感がないのでいつもクリーン&フレッシュな状態で仕事に取り組むことができることはやはりメリットです。好きなこと(仕事)が続くといよいよおもしろくなってくるんだと思います。好きな人と仕事ができたりもします。これはやっぱり楽しい。当然個人スキルも求められていきます。

このように「プロジェクト単位で人が集まる」ことはとても一般化してきています。特別に新しいことはありませんが、気付き、行動し始めている人が増えてきているのは間違いありません。小さな市場が無数に生まれてきています。

昨日の記事です。twitterで話題になっていました。
脱・肩書き社会~僕らは名刺なしで生きられるか?


確かに僕も少し前までは名刺(所属や肩書き)にこだわったり、名のあるものに憧れていた時期もありました。今は逆で、自分の得意分野を生かした仕事や興味のあることに取り組めるのであれば所属なんて全く関係ない、と思うようになってきました。この一年で大きく変わった意識です。環境は自分で作っていくしかないと思えた一年でもあります。これは本当に。仕事なので「きちんと稼ぐ」ことも忘れてはいけません。

例えば一緒にお酒を供にする集まりでも「次何やる?」とか「こんなプロジェクトがあるんだけど、どう?」と言った会話が日常的にあります。(そういうアンテナの人との席が多い、というのもありますが。)大企業や名のある企業に勤めている人たちでさえも自分のコンテンツや企画を持ち歩いていたりします。危機感も持っており、決して今のポジションに胡坐をかいているわけではありません。だからサラリーマンを否定しません。全てアンテナと感度の問題です。

先日のサラデコ食堂の夜のPartyでも某社長が「いまどき、よっぽどのスペシャリストでもない限り、『私のできることはこれだけです』じゃ生きていけないよね。いくつか得意分野作っていかないと。」と言っていたことに共感をおぼえます。サバイバルは始まっています。焦ってないけど、ちょっと急いでやる。

気付けばもう年末です。そんな感じで来年も活動の幅を少しづつ広げていこうと思っています。

サラデコ食堂イベントにご来場下さったみなさま、出店者のみなさま、関係各位どうもありがとうございました!



2011/12/10

サラデコマルシェ、出店店舗のご紹介!


さて、いよいよ1週間後になりました!サラデコ食堂のオープンに合わせたキックオフイベント「サラデコフェスタ」。駐車場を利用して「サラデコマルシェ」を開催します。今回の出店者一覧です。

琥珀堂(焙煎機を車載した移動式カフェ/珈琲)
trios cadeau(トロワカドゥ/焼菓子、リースやアクセサリー)
あんこときなこ(オーガニック焼菓子)
FIKA(フィーカ/オーガニックタルト)
ミコト屋(無肥料無農薬野菜、果物、加工品)
こどもパン(天然酵母パン)
CAFE UTOKU(自家製酵母パン、スコーンフェアトレード商品、雑貨など)
パン工房ふらんす(有機野菜、天然酵母パン、自家焙煎コーヒー豆)
七色のドロップ(ナナカラ)ロミロミブースwithロングライフオハナ(ハワイアンマッサージ)
トミーヤミー(カラダにやさしい焼菓子)
ナチュラルリアルフード森の扉(自然食品、加工品)
なないろ畑 (有機栽培の野菜、野菜の苗)
toeka (トーカ/国産小麦100%、オイルフリーのパン)
 →※都合により出店できなくなりました。(12月13日加筆)
メイドインアース(純オーガニックコットン製品、天然せっけん、オリーブオイルなど) 
※出店者追加しました!
あいよ農場(野菜の販売、農産加工品)

Vege&Fork Market でお馴染みの店のほか、はじめてお会いする方もいらっしゃいます。
朝9:00からオープンします。他にも当日イベントがたくさん!
マルシェで買ったものを食堂内に持ち込んで食べていただけます。

サラデコマルシェ
日時:2011年12月18日(日)
時間:9:00~16:00
会場:サラデコ食堂横、駐車場
(最寄り駅は田園都市線「南町田」徒歩10分)
(建物は株式会社ブーフーウーです。)
入場料:無料
駐車場:申し訳ございませんが、お客様専用駐車場はありません。
(公共交通機関をご利用ください。)


寒い日が続きます。風邪をひかぬよう、暖かい格好でお越し下さい!



2011/12/08

自分のアイデアや企画が「他人のもの」になることについて。

企画や商品開発、プロジェクトに関わっている際、自分が考えたアイデアや企画、ネタなどが「いいねぇ!」と言われて採用されていくのはエキサイティングなことです。それは自分の存在意義を感じられたり、他人に認められた、と思うからです。

逆に上司や同僚、他社などにそのアイデアを持っていかれる、もしくは「まるで自分が考えたように」見せられたりすると不快に思ってしまうこともあります。

企画がうまく通ったり、プロジェクトが進んでいくと、「あれはオレ(私)が考えたアイデアなんだよね。」と言う人は割と多いです。自分が損をした気になってしまう感覚と言えばいいのでしょうか。たしかにそうかも知れません。

そういう経験をもった人は多いと思います。僕も両方の経験があります。

けれども、そのように「盗まれた。」と思ってはいけない、それは違う、と考えるようになりました。
そもそもストレスです。このように考えるべきだと思うようになりました。

アイデアを口に出すだけの人よりも、実行(推進)していく人の勝ち。


なぜなら、「(突発的に)口に出したひとこと」よりも、それを「時間をかけて作り上げていく」ことの方が何倍も大変だからです。エネルギーを使います。「生みの親より育ての親」と一緒です。俗っぽい言い方をするならば、「やったもん勝ち」です。
現代の情報社会(時代)において、天才的な、誰も思いつかない、斬新なアイデアなんてもはやない、とさえ言われています。ちょっとやそっとのアイデアなんてそこらじゅうに転がってるし、そもそも、もうアイデア自体に価値はない、という時代です。
どういうことか。
むしろ実行力が問われている時代だということです。

よく聞く話しがあります。
情報商材系やビジネスモデル系のセミナーなんかで、「こんな素晴らしいビジネスモデルを人前で話してしまっていいんですか??もったいなくないですか?」と。
そうするとスピーカーの人が言うのです。
「今日来た何百人のうち、ほとんどの人がいい話しを聞いた、おもしろかった、と言って帰るんだよ。本当に動く人は1%か2%ぐらいしかいないんだ。だから全く気にしない。」
誰もやらなかったら自分でやるよ、とさえ言っています。
これは実行する(動く)ことがどれほど大変なことかを表している一例です。


先日、某大手メーカー会社の商品開発企画に僕の考えた企画案が開発会議のテーブルにのることになりました。プロモーション戦略まで考えたので、先方の反応がいいそうです。(直接聞いたわけではないけど。)
万が一、企画がとおったらおもしろいなぁ〜と思っています。
ですが!そう、事前の会議ではまさに「上司のアイデア」になっていました。(笑。
僕が上司に話したストーリーがそのまま話されているんです。
そこに戸田の名前は出てきません。一瞬、「マジカヨ。」と思いました。
ですが、会社組織とはそういうもの。

でもまぁいいや、と。著作権じゃあるまいし。どうぞどうぞ、と。
自分の気持ちが曲がらなければ必ず企画のどこかで戻ってくるだろう、呼ばれるだろう、と考えています。
(それも期待しちゃいけないか。)
これは遠慮とは違います。

自分発信でホールドしているコンテンツはきちんと守る必要がありますが、例えば、複数で関わる企画のアイデアにいちいち「自分印」を押そうとしないほうがいい。

プレゼンは上司がするそうですが、そのやりとりも当然エネルギーを使って来てくれるのでしょう。
下から目線ですが、その企画をきちっと伝えて来てくれれば十分です。結果が出たらうれしい。

大事なことは実行するか、口だけか。フラッシュアイデアなんて誰でも思いつくし、言えるのです。例外ももちろんありますが、実際に足を使って動いている人に対して「僕のアイデアだ。」とは言うべきではないのです。
では、あなたがやったらいいんじゃない?、という話しです。


アイデアを考え、口に出し、さらに自分で実行する。それなのに横取りされる場合は?
これはしんどいですねぇ。。。

2011/12/06

The Ash Grove、妙子とゆかいな仲間たち、ライヴ情報

第3回Vege&Fork Market に出演いただいた2アーティストの12月ライヴ情報です。
開催間近です!お時間ある方、ぜひどうぞ!


(妙子とゆかいな仲間たちからオファーをいただき、僕がデザインしました。もうクリスマス!)


●妙子とゆかいな仲間たち
Christmas Party LIVE on Classic
日時:12月18日(日)17:30〜
場所:マッカーサーギャレッジ(小田急線 本厚木駅 徒歩5分)
チケット代:3,000円(予約制、ワンドリンク、ディナー付き)
Facebookページ:妙子とゆかいな仲間たち ←写真もたくさん!
プレゼント交換やるみたいです。(500円まで)

毎年やっているクラシックのLIVE PARTYだそうです。 そりゃあもう、クリスマス気分で盛り上がるでしょう!(あいにく僕は自分のイベントとかぶって出席できないのですが!)
だいぶチケットの残数も少なくなってきているようです。ご興味ある方ぜひ!



The Ash Grove(アッシュグルーヴ)
The Ash Grove クリスマスライブ
日時:12月11日(日) 16:40開場 17:00開演(終演18:00)
場所:しまりすミュージックホール
チケット代:予約:1800円 当日:2000円

内野貴文:イーリアンパイプス、ティンホイッスル、ローホイッスル、Vo.
西村玲子:フィドル、Vo.
沢村淳子:ボタンアコーディオン、アイリッシュハープ、ピアノ、Vo.
沢村 拓:ブズーキ、Vo.

<お問い合わせ>
しまりすミュージックホール&ギャラリー
 〒215-0018
 川崎市麻生区王禅寺東3丁目38-24  Tel:044-988-9188  Fax:044-988-0972
 E-mail  : shimaris@shimaris.com
 HomePage: http://www.shimaris.com/
 携帯Site: http://www.shimaris.com/mb/index.html


秋冬は特に郷愁を帯びたアイリッシュ&トラッドなThe Ash Groveが心地よいと思います。「音楽」を聴かせてくれるバンドです。本当におすすめです。ぜひギネスビールでものみながらお楽しみください!

クリスマス〜年末年始に向けて一気に時間がながれる師走が始まりましたね。イベントや宴会、パーリーが多い時期かと思いますが、食べ過ぎ飲み過ぎにご注意、風邪などひかないようお気をつけくださーい!

というわけで本日はVege&Fork Marketでお世話になったアーティストのライヴ告知でした!

2011/12/01

雑誌「エココロ/野生の食卓」が勉強になる。

未だに雑誌が好きです。装丁、レイアウト、デザイン、フォントや写真など、綺麗な雑誌は開いた瞬間に心地よく、作り手の創造性や心意気を感じます。もちろん、コンテンツの充実度が大切であることは言う迄もありませんが、とても読み応えがあった一冊です。
(書評ではありません。)


http://ecocolo.com/

以前のエントリーでお伝えしたとおり、NPO団体のSinging Angelが運営するサラデコ食堂(南町田)が12月にオープンします。
「未来のこども」、「地域」、「地産地消」を大事にし、「安全な食を届けること」をテーマにしたプロジェクトです。(僕はここで開催予定のマルシェの監修・制作で参加し、相方はサラデコ食堂のシェフとして参加します。)こういうタイミング時にはこういう雑誌が目に入ってくるんですね。
とても興味深い記事がたくさんありました。

野生の食卓
かつての人々にとって、”食べる”ことは、自然(=神)とつながる行為でした。
動物、植物、同胞である命をいただくということに、
とまどいや切なさを抱いていたからこそ、その行為は神聖なものであったかもしれません。
土、水、太陽、あたり前にあるエレメントが、命をはぐくむということ。
その命がどこで、どんなふうに生まれ、はぐくまれてきたのかということ。
となりの友人が、自分が、育てたものなら、もっと最高の味わいがする。
そうして一歩一歩、”いのち”の原風景に近づいていけば、自ずと見えてくることがある。
それが、野生の食卓。(本文より抜粋)

非常に西洋的というか自然神的な文章です。
これをなんと「シンデレラ」に例えて「本来あるべき食卓」の姿を問題提議しています。
シンデレラとは「灰かぶり娘」を意味する、というのです。灰=竃(かまど)。竃は火を指します。人類は火を使う事で他の動物と差別化され、進化してきました。以降「火」は変化や転換の象徴としてとらえられたのです。
この童話は1万年前の最古の神話に端を発しており、人間と自然の結びつき=野生の記憶を表現した物語だった、と。神話的世界と哲学で「現代の食卓」を考えるという発想。本当の「シンデレラ」を知ることができました。

もうひとつ、おもしろい記事が。

食の道筋をクリアに— カリフォルニアで生まれた「OPEN」プロジェクト
サンフランシスコのバークレーにあるレストラン「シェ・パニース」全米で最も注目を集めているこの小さなレストランが、アメリカの”食”に対する考え方を変えつつある。
(※リンクは音が出ます。)

「OPEN」とは?
オーガニックファームや漁師から直接食材を仕入れ、その日に最も旬なものを料理するために、決まったメニューを存在させず、生産者からお客さんに届くまでの全てを「公開」させます。つまり生産者の「顔」を見せるのです。
野菜を工場ではなく、土で栽培することから「土壌の問題」に関心をもってもらえるような工夫をしたり、「OPENsoil」というイベントでは土が付いたままの野菜を食べたり、魚料理では水質汚染や水不足問題、生態系についての説明もメニューに書いてあるそうです。

食に関する子供向けのワークショップでは、ピクルスを作ったり、自転車を改造した脱穀機で脱穀に挑戦したり、蜂の巣を見ながらミツバチの役割を考え、なぜ焼きたてのトウモロコシがおいしいのかを皆で勉強する。食べることの大切さ、根幹を知る。素晴らしいアプローチですね。


オープン・ハーベストとは
1971年にアリス・ウォーターズが、カリフォルニア・バークレーに開いたオーガニックレストラン「シェパニース」は、サンフランシスコ周辺で、農家や酪農家、漁業家などとの関係を深め、どこで、どのようにして私たちの食べ物は育てられ、どの季節に食べることが最も熟して美味しいのかということをアメリカの人たちにより深く考えさせるムーブメントを引き起こしました。また、小規模な生産者に対して、工業化された農業とは別の選択肢を与えました。食に対する透明性、命にかかわる畑と食卓のつながり、これらの着想がOPENの基本です。このシェパニースを中心としたシェフ達から生まれた食とアートのプロジェクト “OPEN”が初めて 日本にやってきます。名付けて“OPENharvest”。オーガナイズは、私たちFoodlight projectとアメリカのOPENの面々です。これまで西海岸を中心にアメリカ国内で開催されたOPENは、”  “、そして未来をテーマに開かれました。(サイトより抜粋)



「食べれれば何でもいい。」という考えではなく、本来「食」は楽しむものです。そしてその食材・食物のコンテクスト(文脈)を知る事でもっと「おいしく食べる」ことができるんだと思います。たしかに食事を楽しむことができる人と食事をするとおいしい。こんな気持ちになる人は多いのではないでしょうか。
Vege&Fork Market では生産者から作物の説明、育て方の話しを聞く事が出来ました。本当に愛情を持って作ってらっしゃいます。それ自体がためになることですが、食べたときの味が例えばスーパーで買ったものとは全然違う。コンテクスト知ることは大切な事だと痛感します。

アメリカを美化するわけではありませんが、先進的な取り組みをしていることは事実です。ロンドンやフランスを始め欧州でも「オーガニック」が主流となっています。他にも世界中で食に対する新たなアプローチが生まれているんだと思います。逆説的ですが「オーガニック/organic」とは「有機」以外にも「元来の/生まれたままの/生命の」を意味します。(フランス語やスペイン語では「ビオ/bio」と言います。)つまりこのような取り組みやアプローチは原点回帰的思考と言えます。

南町田の「サラデコ食堂」や「サラデコマルシェ」を始めとするプロジェクトや、これからのVege&Fork Market 他あらゆる場面で考えていく必要がある重要なテーマですね。
専門家や情報通の方からもいろいろと話しを聞いてみたいです。非常に興味深い分野です。



2011/11/25

2012年1月、フルマラソンにチャレンジします。

去年の今頃、友人たちがやっているU2 Tribe FCというフットサルチームに仲間入りしたんですが、その中の数人はマラソンをやっています。彼ら彼女らは皇居ランしたり、裸足ランしたり、既にフルマラソン経験済みで僕とは比べようもないくらいのレベルなんですが、来年早々のフルマラソンに誘われたのでやってみることにしました。

(※大会のエントリーは終了しています。)

友人たちは皆ほぼ同年代。こういう「同級生」とスポーツしたり、マラソンしたりできるのはうれしいことです。ちなみに11月3日にあった湘南国際マラソンに出るつもりだったんですが、人気があり過ぎて僕だけエントリーできず。皆完走したみたいで充実っぷりが伺えました。(みんなで乾杯したビールが本当においしかったらしい!)

不思議なことに「走れないんじゃないか。」とは思わなくて。即決です。こういうときは直感に限る!、、とは言うものの、張り切り過ぎて具合悪くなって病院に担ぎ込まれるなんて絶対イヤなので適度に力を抜いてやるつもりです。

何でわざわざ書いたかと言うと自分を追い込むためです。まずブログで宣言して、大会までの約2ヶ月間、twitterとFacebookでランについてアップすることで「逃げられなく」したいと思っています。タイムラインやウォールに【○日目○.○○km】と出て来たら「あーがんばってるアピールねー。」と思ってください(笑。

イヤフォンから「○○km、中間地点です。」とか「○○mで目標到達です。」とか言われると楽しい。BGMはエレクトロとかハウス。そしてU2のリミックスにライヴトラック。音楽あるとテンション上げて走れます。 ごはんは梅入り玄米おにぎりと味噌汁で十分!

12月に入ると忘年会、クリスマス、そして年末年始と食べ過ぎ全開な日々が訪れます。油断してると直ぐに肥える肥える。大事な宴会もありますが、なるべく自分をコントロールしてバランスをとっていこうと思います。12月にはなんと「きらきら会男子支部」なるベジタリアン、マクロビアンの男子会のPartyに呼んでいただいています。企画者の方が大分おもしろい。いろんな意味で興味ありますね、これは!(笑。

そんなこんなでメリハリを付けて12月を駆け抜けたいと思っています。

「あなたの街でも開催します。Vege&Fork Market 2012」の件もどうぞよろしくお願いします。失敗は一切気にせず挑戦するつもりです。

2011/11/23

あなたの街でも開催します。Vege&Fork Market 2012

少し前から言い始めていた、来年以降の「移動型Vege&Fork Market」についてです。多くの人に安心安全な食べ物を知ってもらいたいという思いが次第に強くなってきました。
そこで!
2012年の開催から麻生環境センター(柿生)以外にも開催していきたいと考えています。

概ねこんな感じです。

「あなたの街でも開催します。」とは?

僕自身がニーズを感じています。小田急線、田園都市線、東急東横線を中心にこのエリア周辺で開催できるのなら積極的に開催していこうと考えています。ミニライヴも含めてイベントコンセプト、規模感は変わりません。いきなり大仕掛けせず、30店舗程度で考えています。開催依頼がある街に会場を見つけ、然るべき段取りを組み、実施します。
その街の出店枠を設けたりすることで地域とコミットしていきたいと考えています。街によって制約や規制があるかも知れません。Vege&Forkコンセプトは守りつつ、柔軟に対応していきたいと考えています。プロモーション活動も含めゼロからきちんと作っていきたいと思います。

エリアナビゲーターを募集します。

主催者(責任者)は僕らVege&Fork Marketチームですが、各エリアごとにその地域をリード、もしくは誘導してくれるエリアナビゲーターを募集していこうと思います。
会場を使用するにあたっては「そのエリアに住んでいる人」であれば優遇されることが多いですし、商店街との連携や地元つながりなど「よそ者」は入り込めない事が結構あるのです。会場管理側や役所関係に企画の主旨やイベントコンセプトを理解していただく際に「お力」をお借りしたいためです。もちろん僕も一緒に動きますのでご安心ください。特別難しい業務はないと思います。報酬も考えています。

会場探し

条件は以下のとおりです。最終的には僕の判断とさせていただきたいと思っています。

・飲食イベントが開催可能であること。(然るべき手続きを行う事前提です。)
・緑が多くあること。(芝生があるとさらに良い。)
・会場費が限りなくかからないこと。
・水場、トイレが近くにあり、使用できること。
・最寄り駅から徒歩圏内(最大15分)であること。
・駐車場スペースがあること。(無料で15台程度使用できる。)
・その他、場面により追加条件。

なかなか難しいかも知れませんね!僕も苦戦しています。(笑。
その代わり、いい会場に巡り会うと一気にテンションが上がります。
そのイメージがモチベーションです。

麻生環境センター(柿生)での開催について

ここで3回開催することが出来ました。先日の開催では地元の方も多く来ていただけたようで少しずつですが浸透して来ているようです。時間をかけて広がっていければと思っています。なのでここでの開催は今後も予定しています。移動型はあくまで+αで取り組んでいきたいと思っています。
2012年5月中旬頃、麻生環境センターで開催予定です。出店募集は3月上旬から開始します。レギュラーで出店するお約束をしている店舗もありますが、改めて告知いたします。

一緒にベジ/オーガニックの仕事をしませんか?

主催者として言わせていただくとイベント主催の醍醐味は信頼とつながりと喜びです。来ていただいたお客さんが楽しそうで「来てよかった」という雰囲気を感じた瞬間に達成感を覚えます。出店者の方たちとは、これからもずっと一緒にイベント仕事をしていきたいと思うんです。これは本心です。楽しみを共有していきたい。
同時に上記のようなエリアオーガナイザーの方ともVege&Fork Marketをやる。
結構おもしろいんじゃないか、と感じています。

「個の時代の到来」は間違いありません。これからの時代、今の仕事や生活を継続しながら+αとして地域社会や有意義だと感じるプロジェクトにコミットする機会を持つ事は非常に大事だと僕は思っています。第3の場所です。トップダウン、組織で管理する団体ではなく、自由に参加できる「ソーシャルワークス」という考え方も念頭にあるプロジェクト/イベントにしていきたいと考えています。
理想を書くとキリがありませんのでこの辺で。

もうすぐ師走、年の瀬です。僕は来年の仕事や企画、プロジェクトが決まりました。
もちろん、Vege&Fork Marketの制作もとても大事に考えています。
南町田のマルシェのプロデュースも同様です。

オーガニック、ベジ、マクロビオティック…という観点だけでなく、より良い、充実したライフスタイルを目指している方々とコラボレーションしながら楽しみを共有していきたいと思っています。

「あなたの街で開催します。」Vege&Fork Market。
興味のある方はぜひ、info@onetreehill.jp まで。
【移動型Vege&Fork Marketの件】でご連絡お待ちしています。

<追記>
第3回Vege&Fork Market の写真はこちら。(1日目)
第3回Vege&Fork Market の写真はこちら。(2日目)

Vege&Fork Market
代表:戸田 耕一郎
090-1044-0521

2011/11/17

12月、サラデコ食堂オープン、マルシェ他イベントやります。

青葉台のウィズの森で行われた森ノオト2周年記念Partyに参加してきました。地域エコメディアの森ノオトはVege&Fork MarketのPRで大変お世話になっていましたし、出店者の方々もたくさん。平日に関わらず多くの方々で賑わっていました。子供が多いのもならでは。持ち寄りの惣菜やスイーツもたくさん!(もちろんFIKAもラインナップに。)

それにしてもウィズの森、自然素材に拘った家作りをしてるだけあって店内(社内)は緑と木がたくさんあって、居心地最高の空間。藤江社長は「地域主義」を提言しています。青葉台の地域活動家の方たちはこんな素敵な空間でミーティングしてることも多いみたいです。羨ましいです!青葉台は先進的な地域活動が活発です。


さて、そんな田園都市沿線ですが、最近、ご縁があって南町田でマルシェをつくらせていただく機会がありました。


来月、12月18日(日)に南町田に『サラデコ食堂』というお店がオープンします。

当日は外の駐車場を使って朝9:00からマルシェを開きます。冬の朝はキリっとしていて気持ちがいいので好きです。Vege&Fork Marketでもお馴染みの店舗はもちろん、当日は夜までイベントが盛りだくさん。会場は子供服を手がけているブーフーウー社。ここの1Fがサラデコ食堂です。

地域活性化、子供たちに安全な食を、地産地消、NPO、ワークショップ、などなどこの日を皮切りにたくさんの企画を作りながらこのプロジェクトは始まります。もちろんマルシェも今後も開催していく予定です。


当日のイベント詳細はサイトを見ていただくとして、僕のほうではもう少し、出店者の方を募集しています。全部で15店舗くらいのイメージで、出来るだけ田園都市沿線の方、南町田周辺の方を歓迎しております。ですが!その他エリアの方でも興味のある方は info@onetreehill.jp までご連絡ください!(出店要項をお伝えいたします。)


Vege&Fork Marketにも出店してくれたtrois cadeauがクリスマスリースを販売してくれることが決まっています。

このプロジェクトのお話をいただいたときには、「続けていく」というコンセプトにとても魅力を感じました。続けることはとても大事なことです。地域のためとか、子供のためとか、続けられるからこそ実現可能なことです。目指すところに到達するまでには時間はかかります。僕もせっかく関わる以上は「続けていけるために」を考えながら活動していこうと思っています。

「人のつながりを感じる!」というツイートやfacebookのコメントをよく見かけます。仕事や商売以前に、人は人とつながることにうれしさや感動を覚えるんだと思います。このプロジェクトもそんな出会いとつながりの場になることを願っていますし、そうなる予感がしています。

お誘い合わせの上、ぜひお越しください!

2011/11/15

セルフブランディングをしていこう!

「ノマド」、「セルフブランディング」、「コワーキング」などの次世代のワークスタイルが広まっています。僕がどうこう言うよりも、この記事やエントリーを読んでいただければ、、、と他力本願(笑。

●グローバリゼーションの時代に私たちはどう生きていくべきか。

●組織に縛られずに自由に働くー「サテライト」(新ノマド論)


この流れを肌で感じると次第に実感してきます。僕の周りにこのワークスタイルの人が明らかに増えてきています。ある制作会社の社長は「本当はオフィスなしにしてもいいと思っている。」と言っています。ノマドワーカー向けのソリューション、カフェ(電源、無線LAN、出力サービス等。)や多種ツールが続々と登場しています。

実力がある方だからこそ、というのも事実。既に仕事をある程度持っている人だからこそできる技でもあります。僕なんかはまだまだです。(そこは虎視眈々w。)

「それでやっていけるのか?」というのも大事な問題です。一見自由で良さそうですが、保障がないので不安定かも知れません。35歳転職限界説なんてのもあるし、きちんとセルフマネージメントできなければそれこそ時間を無駄使いしてしまいますし、個人の看板でやる以上、信頼関係がなければ成り立ちません。

「そんなこと理屈なしに昔から実行しているよ。」と言う方も多いでしょうし、「そうなの?別に興味ないな。」と思う方もいるかも知れません。そう、人それぞれです。誰かに強要されることではありません。

僕の友人で個性派美容師たちがいます。

彼らは数年前まで原宿でスタイリストとして十分活躍していました。一人は数年前にベトナムに店を出すと言って働いていた有名店を辞め、その数ヵ月後、本当にベトナムでオープンさせたのです。結婚したのも同時期だったので家族全員で移住。驚くなかれ、日本で鍛え上げられたその腕はベトナムの富裕層に見事にヒット。あちらで大成功しているのです。

もう一人の友人は彼の後輩。昨年、東京郊外に自分の店をオープン。僕の行動圏からは遠かったのでお客にはなれませんでした。「どうしてるのかな?」と思っていたところ、最近彼から連絡がありました。何と2号店をオープンするとのことでした。場所は目黒区。本当に驚き。オープンしたのは2011年11月11日。

HAIR ART MANITA 

もう、心から刺激されます。彼らはちょっと体育会系なところもあります。ものすごい実行力があり、どんどん自分の世界を作っていっています。

他にもエネルギッシュな友人たちが次々に自分のプロジェクトを進めています。

くだらない会話も勿論楽しいですが、気のおける男友達とはやっぱり仕事の充実感を共有したいなと思っています。勝手に。一緒に仕事をする、しないに関わらず、お互いの仕事を知ったり、喜んだり、聞かせてもらったり。多分楽しいこと。

楽しみは待っているものではなく、自分からつくるものです。
さあ今日も明日も働こう。

2011/11/07

健康・医療分野に実用的なSNSが登場。





ついに健康・医療分野において共感を呼びそうなSNSが始まりました。「ヘルシーマジネーション」。ピンクリボン活動や環境・社会へのCSR活動で有名なGEヘルスケア・ジャパン社が立ち上げたサービスです。ちょっとえらそうな言い方ですが、誰かやるかなと思っていたらやっぱりやりましたね。こういうソリューションは必要だと思います。


GEヘルスケア・ジャパン、医療・健康情報SNS「healthymagination.jp」をオープン


米ゼネラル・エレクトリック(GE)が展開している医療に関する世界戦略「ヘルシーマジネーション(healthymagination)」の一環として開設する一般向けの医療・健康情報の総合コミュニティサイトだ。ヘルシーマジネーションでは、地域に適した技術開発、ヘルスケアITの加速、格差のない医療の提供、在宅医療の推進の4分野で、100種類のイノベーションを実施し、15%の医療コストの削減、15%の医療アクセスの拡大、ならびに15%の医療の質向上を実現することを目指している。(ニュース記事より引用。)


言うまでもなく、SNSは「ひとりじゃない。皆でつながる。」というところが最大のコンセプトです。情報の共有と共感。そして拡散。これは病気になってしまった本人以外にも苦しむ家族や友人にとっても心の支えになります。人は情報を得ることでしか、安心感は得られません。(と僕は思っています。)例えば死に直面にするような病気を患ってしまった人に「がんばろう。」とかそういう精神論はむしろタブーです。


健康上の自分の悩みや解決策を誰かに相談したい、聞いてほしい、教えてほしい。例え見ず知らずの人でも。たしかに医者は「専門家」ですからそれ以外の「素人」からの情報なんて聞く価値はない、と思う人もいるかも知れません。一理ありますが、僕は必ずしも全てがそうだとは思いません。なぜならウェブは今や「集合知」としての役割も担っているからです。


「(自分や家族が)病気であることは言いにくいし、相談しにくい。」という気持ちは多くの人が持っている感情だと思います。Facebookの上陸により、実名でSNSを使う文化が少しずつ浸透してきました。健康・医療分野のSNSで情報共有できることは医療技術が進歩するのと同じように意味のあることだと思います。


FacebookのIDでのログインが可能なので早速登録してみました。こんなことが出来るようです。


キーワードを登録することによって、自分の関心に合った記事や質問がマイページにて自動的に表示されるようになる。
質問を投稿できる。同じ悩みや経験を持った人からの回答がある。
みんなの質問に回答することができる。
みんなの健康に関する質問や回答を閲覧することができる。
気になる病気や健康の話題、最新医療に関するトピックまで、幅広い記事を読むことができる。
気になる話題、キーワードの設定も可能。設定したキーワードが関わる質問や記事の更新情報がマイページで随時チェックできる。


便利かつ実用的なサービスだと思います。


先日、スティーブ・ジョブズの伝記を一気に読みました。まるで映画のようなスピード感がありました。Appleという会社についてのストーリーや製品誕生秘話などジョブズの一生がほぼ網羅されています。そしてジョブズの「がん」についても赤裸々に書かれてありました。ジョブズがカラダを切られる(=手術)ことをずっと拒否し、菜食生活をしていたことや、フルーツやスムージーしか口にしなかったことなども詳細に書かれてありました。行き過ぎたベジタリアンはたびたび偏見にとられてしまいがちですが、この伝記により、菜食主義を負のイメージでとらえて欲しくないな、という気持ちは少しあります。


個人的にはベジやオーガニック業界でも「なぜベジなのか?」「なぜオーガニックなのか?」の必要性を別の角度から考えてみたらとても可能性があると思っています。僕は以前のエントリーで書いたように家族の一人が「がん」になってしまったことにより、「食事コントロール(食事療法)」ついて関心があります。がんと食べ物は密接な関係があるからです。


実名で個人と個人が支えあえるようなSNSがこれからの時代には必要になってくる気がしています。



2011/10/31

第3回Vege&Fork Market 無事終了しました!

いやぁ、昨日、終わりました~。

「ありがとうございました」以外の言葉が見当たりません、という心境です。ケガや事故、トラブルもなく本当によかったです。今回もメディア各社様に応援していただいたおかげで、多くの方に来ていただくことができたと思っています。

ご来場いただいたみなさま、すべての関係者さま、本当にありがとうございました!

初出展の店舗もがんばりながら、楽しんでくれている雰囲気を感じましたし、ミニライヴのアーティストたちも素晴らしかったです。僕の感想はほどほどに、今後、facebookページで出展者のブログなどをできるだけアップしますのでぜひチェックしてみてください。書いてくれるかな(笑。
チームの一人がたくさん写真を撮ってくれたので、後日これらもアップする予定です。

http://www.facebook.com/vegeforkmarket

1日目はマンパワーが足りなくて(苦笑、内心だいぶヒヤヒヤしていました。顔に出てたかな(笑。ノドはカラカラ。(これは緊張感から来ています!)残念ながらごはんを食べる時間が全くない状態。2日目は友人という名のスタッフがいてくれたおかげでゆっくりできました。朝礼をやってみたり。スタッフのアイデアです。キッズのためのブース作りなど、僕に足りていない部分=違う目線で補ってくれるチームに感謝しています。

●課題や改善点など
それなりに達成感を感じる一方で、課題や改善点や反省点が出てくるものです。やり続けていくには少しづつでもアップデートする必要があります。いくつかご意見やご要望やアドバイスをいただいております。気付かされることは多いですね。

●これからのVege&Fork Market
どうやっておもしろくしていこうか?それを実現させるための運営方法は?などいくつもありますが、大きなテーマとして「移動型Vege&Fork」にしていこうと考えています。今回も直接会った方にはお話させていただきましたが、環境センターという会場で大きくしていくのもいいのですが、北南は多摩センター~たまプラーザ、東西は成城学園~町田ぐらいの半径15kmくらいのエリアを中心に「その地域に呼ばれてこちらが行く」オーガニックイベントにしていこうかな、と思っています。行く地域の出展者にも出てもらいます。会場探しやPR術、クリア条件など開催までいくつかハードルがあるわけですがやっていきたいな、と。

「あなたのまちで開催、Vege&Fork Market」なんてブランディング出来たら楽しいかもです。

もし興味を持っていただける方はぜひ、ご連絡ください。→ info@onetreehill.jp

1回目当初から、とにかく3回はやってみようと考えていたので無事終わったことにはホッとしています。多くの方が応援してくれたこともあってとても前向きに取り組めたことはよかったと思っています。次回の麻生環境センターでの「第4回Vege&Fork Market」は2012年5月を予定しています。

次回の開催についても初心を忘れることなく、新たな気持ちで取り組んでいこうと思っています。地域や人のつながりと広がり、何よりこの業界におもしろさと可能性を感じています。

今後ともよろしくお願いいたします。

Vege&Fork Market
戸田耕一郎

2011/10/25

あと4日。これからの妄想。

相方がFIKAのメニューを決めたようです。いろいろ作るより、やっぱりタルトに特化するそうです。ポスターも作りました~。デザインのパターンに限りがあるのでいつもの感じです。(笑。
主催者店舗の「フィーカ」をよろしくお願いします。近々に彼女はブログを引っ越すようですが、まだ何も手をつけていない模様です。。

今回、ステージを自分たちで作っています。仲間であり、Vege&ForkのDirectorのT君(通称カッツ)が汗を流して作ってくれました。作りたい大道具はたくさんあるのでゆっくりやります。「お金かけずに作っていこう!」が合言葉です。

実は今後、「移動型ベジイベント」にしていきたいと考えています。例えば、田園都市、東横、小田急沿線あたりにいい会場があって地域の方に呼んでいただけたらVege&Forkがそこへ行くんです。もしかしたら、一箇所に何千人、何万人と集めるのも素敵だし夢だけど、これはこれでおもしろいかもしれない。。しかも少人数で企画・運営できる。。

これについてはまた書いていきます。

ステージはこんな感じ。12個作ってつなぎ合わせます。合理的。(だから拡大化も楽!)手作り感満載ですごく気に入っています。彼の名前はアイジ君。カッツ's son.


日曜大工しているのは、TBSの緑山スタジオの近くにある岡上というところ。牧歌的で空気が綺麗。こんな場所で大工仕事もいいもんです。車だからビールがのめないのはちょっと残念!


ラストスパートで地域メディアの方もイベントをPRしてくれています。本当にありがたいんです。ヘトヘトの疲労感を求めてがんばります。

2011/10/22

ジョブズは代替医療をどう考えていたんだろう。

神格化されているジョブズ。興味深い記事を見つけた。

S・ジョブズ氏ははじめ手術は拒否した--伝記著者が明かす

原文はこれかな。

ジョブズの病気について、情報公開することは容易なことではなかったはずだ。株価に与える影響なんて話しだけではなく、全方向に対してショックの深度は計り知れないことは明白だ。実際ほとんど報道されることはなかったし、せいぜい入院や療養するといった内容だけだった。

あまりにも偉業を成し遂げているためか、Appleの過去、現在、未来、製品やアティテュード、そして人物像にフォーカスされていて、病気について考察されることはほとんどない。(僕の知る限りでは。)けれどそこは触れても仕方ないのかも知れない。誰も「ジョブズと病気」の話なんて聞きたくない。少なくとも今は。人はいつか死ぬものだし、悲運にも病気だった。仕方ないのだ-。多くの人がそういう思いだろう。

2005年のスタンフォード大学でのスピーチでは「死」について言及している。

僕も家族のひとりがガンを患っているのでどうしても気になってしまう。

少し書かせてもらうと、僕らが今考えて実行しているのは食事コントロール(食事療法)で体質改善を行うこと。薬を使うわけではないので即効性なんてない。カラダを初期化〜再構築しよう、みたいなイメージ。食べ物がカラダに与える影響は大きく、きちんとやり続けるといいデータ結果が出る。これをじっくりやり続ける。ストイックに取り組んだ時期もあったけどそれはそれであまり良い事ではないと気付き、今はいい意味でラフになってきた。他にも細かいことはたくさんあるけど、特に食事は重要な部分。

「絶対、代替療法しかないのだ!」と言いたい訳ではなくて、大事なことは「後悔しない療法を自分(家族)できちんと決めること」だと思っている。(難しいんだけどね。)後悔は自分だけではなく、残された家族だってつらい。

ジョブズの代替医療への考え方やとった行動など知りたい。禅の思想と大いに関係があるのだと思う。彼は何を考えたのか。詳しくは近日発売される伝記を読んでみたい。



とても話題になった心温まる一枚。今年、iCloudの発表後のこの写真。右はジョブズ夫人。


2011/10/18

TOKYO ORGANIC CITY.

天候のせいでイベントが日曜日に集中した先週末。出展者の方やお世話になっている方がそこらじゅうで仕事&活躍しているので全部廻ってきましたよ。柿生駅前の柿祭りから代々木公園の東京ベジフードフェスタ、日比谷公園の土と平和の祭典2011をはしご。いろんな方と会って楽しかったな。やっぱりこの時期の野外イベントは最高!関東の気温は30度前後まで上がった日。

毎年大人気の「東京ベジフードフェスタ」。どこのお店も大行列。知り合いの店で買い物したかったけど行列が凄すぎて断念(笑。みんな作業ペースはフルスロットル!暑かったし汗だくだく!

夕方からは日比谷の「土と平和の祭典2011」へ。もう5年もやっているイベントだったんだ。知らなかった。まるでウッドストックみたいだった!(行ったことないけど。。)サイケデリックな要素もあって巨大なエネルギーとスピリットが漂っている!

農家・野菜ブースや日本酒ブース、マクロビオティックやオーガニックに関する飲食雑貨店舗も多数。原発についてのトークイベントも繰り広げられている。渋さ知らズのライブは圧巻で数千人が特設ステージの前で大騒ぎ!友人たちの出展ブースも盛り上がっていたし、みんな真剣でイイ顔してました。ステージ周辺の音響関係では友人が仕事していてびっくり!発起人は加藤登紀子さん。素晴らしい歌ゴエ。これぞ、プロフェッショナル。

それにしても日比谷公園はまさにセントラルパークと呼べるロケーション。素晴らしい場所。

2011/10/14

グリーンな週末。

10月は本当にイベントが多いです。収穫の季節とも相まってグリーンなイベントが目白押し!
今週末はビッグイベントに二つ行く予定です。ぼくは大体2日前から食べる量をぐっと減らして、ヨガやってランニングしてカラダをすっきりさせてからイベントに出かけます。食べたときにカラダにしみるのが心地良いんです。わかる人にはわかる!(笑。



ご存知、東京ベジフェス。昨年は3万人の来場者だって。凄すぎます。Vege&Fork 関係者の方も活躍しているし、土曜日に行く予定。室谷真由美さんのトークショーやサイン会、「東京ダイエットグルメ」の販売もするみたいです。出展店舗は興味深いし、出演者も豪華爛漫。サイト見るとわかるとおり、楽しめるコーナーがたくさんあって楽しみですねー!そうだ、Vege&ForkのPRもさせてもらおう!w 

翌日は日比谷公園でこんなイベントが!


『土と平和の祭典2011』
大地に感謝する収穫祭。音楽で彩る日本最大級の環境配慮型農業と農的暮らしのマルシェ。
【日時】:2011年10月16日(日) 10:00~17:00 ※雨天決行
【会場】:東京都立日比谷公園 噴水広場~にれのき広場(芝生広場含む)
【入場料】:無料
【内容】:
●ファーマーズマーケットでの生産物などの販売・試食・PRなど
●フード・ドリンクの販売など
●ゲストによるライブステージ、メッセージ&トークセッションなど
●農体験・ワークショップなど 他

【規模】:
出店数 150ブース・参加者数 50.000人(見込み)

これまたすごいイベント。このイベントには仲良くさせてもらっている農楽塾&花野果のリッキーさんが出展します。今年で5年目を迎えます。昨年は6万人の来場があったとのこと!目がくらんでくる!以下、リッキーさんからのメッセージです。

花野果(Hanayaca)も、今年で3年目の出場となります。出展エリアは半農半Xエリア。今年は「種」をテーマに、有機認証取得済みの有機種子や、無農薬無化学肥料の野菜(一部無肥料栽培)を使用した加工食品の販売など展開する予定です。そして今、考えるべき「種」の問題や現状について、様々な情報も発信していきます。楽しさだけでなく、新しい気付きや発見があるイベントです!皆様のお越しを心よりお待ちしております。
Vege&Fork Marketでは農楽塾として出展してくれますよ。焼き芋にも期待!

環境や食生活、ライフスタイルにおいて、日本は今、変革期ですね。「東京ベジフェス」も「土と平和の祭典2011」も何かを押し付けることは当然できないけど、色々と考えるきっかけになることはたしか。楽しく前向きに感じることができそうないいイベントですね。楽しい週末になるのではないでしょうか?ぜひみなさんもこの2つのイベントにGo!!

2011/10/11

子供も遊べるVege&Fork Market。

今回のVege&Fork Marketは子供も遊べるブースをご用意いたしました。2つのお店が出展してくれます。

まず1つ目。

無肥料無農薬栽培「ファーマン」&エコ工作「G∞ReeN」 
(両日出展予定)
(有機栽培野菜&ハーブと、大人も子供も楽しめるエコ工作ブース)

●ファーマンの野菜配布
前回(今年の4月開催)は311直後ということもあり、義援金や救援物資を募りましたが、「ファーマン」の皆さんがダンボール20箱以上の物資を練馬の自衛隊基地まで運んでくれました。Vege&Forkでは「ささやかなお野菜と引き換えます券」を配ったので、あれから半年…。そのミニ野菜の配布 
をしてくれます。覚えてらっしゃる方は是非お越しください!

●子供むけイベント(内容調整中※変更の場合あり。)
子供むけ(もちろん大人も参加可能)に、古紙でつくる紙すきや廃油で作る手作りキャンドル他、エコな工作。

●被災地を元気にするボランティアイベント「スマイル&ピースキャラバン」の活動報告。

そして2つ目。

ひなたぼっこ(30日のみ出展)
(バスフィズ作り体験)

●手作り用キット販売
重層、クエン酸、グリセリン、オーガニックの精油

バズフィズとは?
泡がしゅわしゅわでる入浴剤。寒い冬の夜などお風呂に入るのが楽しみになります。温浴効果があります。

親子の心と心のふれあい、その場のhappy、続くhappyのきっかけ作り、を大切にしています。全員が保育・教育に携わる、子どもと関わるプロの方たちです。

どうぞお楽しみに!

2011/10/08

ロハスとかノマドとか、言葉の使われ方について。

今年の夏に「玄菜麺を300円で食べられます!」というイベントを新百合ヶ丘で開催しました。通りがかりの年配の女性二人が興味を持ってくれました。すると、身内の男性が来て、「これさ、ロハスだから他行こ。」と言って連れて行ってしまいました。あらら、好みではなかったようです。ベジやオーガニックフードをロハスというカテゴリーで分けてしまう、、。否めませんがこれが一般的な世間の認知なのかも知れません。
ロハスというワードに特別な感情を抱いているわけではありませんがWikipediaではこのように解説されています。復習してしまいました。

LOHAS(ロハス、ローハス)とはLifestyles Of Health And Sustainability (健康持続可能性の、またこれを重視するライフスタイル)の略。健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイルを営利活動に結びつけるために生み出されたマーケティング用語である。日本経済新聞が2002年9月、LOHASを紹介する記事を掲載。その後、月刊誌『ソトコト』が2004年4月号でロハス特集を組むなど、マスメディアが注目したことでロハスが広まっていった。

90年代終わりに米国で生まれた造語で、誰かが日本に持ってきたんですね。言葉の意味はとても大事なことを言っていると思うのですが今使うと何か古さを感じてしまう。なぜ?

世に向けて何かを仕掛けるには様々な手法がありますが、一例としてはその対象を一言で表現するワードをまず作ります。それをメディア発信し、バイラルさせ広く浅く認知させます。今だとソーシャル・メディアとも連動させます。いわゆるバズ・マーケティングです。「なんだ?なんだ?」を狙うわけです。

もちろん実体(商品)が全てですが、結果うまくいくとブームになります。ムーブメントです。それをまたメディアが取り上げる。また広がる。これはこれで成功です。しかし、忘れ去られるのもとても早い。流行化するからです。移ろいが早い現代社会ではせいぜい数ヶ月です。本当に早い。例えば昨今の音楽業界を見ているとよくわかります。昨年流行った歌なんてぱっと出てこない。(僕だけ?)インスタント食品みたいになっています。作るのも、食べるのも3分。ついでに表層的な認知なので誤って伝播されたりもします。必然なのかもしれませんが、流行化、メジャー化することが必ずしもいいとは思いません。言葉とは使い方や使われ方によって一気に陳腐化してしまう。すぐに「死語」とか「古っ!」って言われちゃう。

『フラット化する世界』の著者トーマス・フリードマンが「その先」を描いた『グリーン革命』には、地球温暖化、人口増加、次世代エネルギー、オイル依存、中国とインドの経済発展がもたらす気候変動など世界中の多くの問題に国や企業はどう取り組んでいくべきか、といったことが書かれています。

IT時代の次はグリーンだ、エコだ、地球環境とエネルギーだ、なんて見出しをよく見かけますが、それらのテーマは何十年も前から語られています。そろそろちゃんと考えようよ、というムードが漂ってきています。流行ではありません。

そんなこと一々考えていられない、日々の生活や自分のことで精一杯だ、という方もたくさんいると思います。どちらかというと僕もそちら側です。しかし、オーガニックライフスタイルや、菜食、予防医学的生活習慣などについてはとても興味がありますし、必要性を感じているので何か動いていきたいなと思い始めました。何にせよ、自分軸をそこに置いておきたいというか。

僕は啓蒙活動家ではありませんが、気を付けたいと思うのは「流行化」させたくないな、ということです。そんな一瞬の話ではないと思っているからです。もしかしたら自分たちの日々の生活がより良い方へ行くんじゃないかと思っていますし、事実や情報として知ることで自分の仕事や、これからやっていこうとしているプロジェクト、ライフスタイルにリンクさせていくことはとてもおもしろいだろうと感じています。時代のキーワードを提唱しながら新しい生き方、新しい働き方について言論活動をされている玉置沙由里さんの言葉を借りるならば「創職」です。

最近、ノマドという言葉もよく聞くようになってきました。はてなキーワードによると、


北アフリカの砂漠や中央アジアの草原で、羊や牛を追って生活している遊牧民。最近では、「オフィスのない会社」「働く場所を自由に選択する会社員」といったワークスタイルを実践している人々の意味でも使われる。

ライフスタイルのイノベーターたちが使い始め、じわじわと広まってきています。(既に1980年代に建築家の黒川紀章氏が「ノマドの時代~情報化社会のライフスタイル~」で提唱していますし、フランスの経済学者であり、ヨーロッパ最高の頭脳と呼ばれているジャック・アタリ氏もほぼ同様のことを言っています。)これらは未来社会論であって決して「流行」ではないのです。「ノマドって流行ってるの?」とかそういうことではないのです。

311以降、サマータイム導入や節電による自宅ワーク、クラウド活用によるコ・ワーキングなど効率のいい働き方や新しい仕事術についてなど多くの見直しや模索があったように思います。こういう考え方が徐々にでも浸透してくると日本社会はまた新しくなると思います。こういうことを言い始める人も増えています。これって楽しそうな社会。

社員も仕事を掛け持ちする時代(アジア+ノマド)

人を管理する側の立場の人には理解しがたい、困る話かも知れません。「やることやっててくれれば自由にしてていいよ。」と言っているようなもので日本の会社は集団意識が強固なので浸透するのにはまだまだ時間がかかります。

日本の会社システムは従業員に固定給を払うことでその人の「時間を買う」という意識があるので自分の時間を会社に捧げる、という図式になっています。当然副業を禁止する。休むことも仕事だ、という認識もあるのでその時間にまた仕事されることで体力的に本業に影響が出ることを良くは思いません。それから経営者のプライドがあるのかも知れません。「ウチじゃ不服か。」っていう。結果、縛られたくない、自力で仕事を作れる人は集団組織から離脱していきます。セルフマネージメントできない人には無理な仕事術であることは言うまでもありません。

ロハスだのスローライフだの、オーガニックだのノマドってのは未来社会論を語る上では必須ワードであることは間違いなさそうです。言葉(表現)は概念として大事なものですが、ファッション(流行)で片付けるのではなく、言葉の意味と時代のながれを見極めて本質を知っていくべきなんじゃないかなって思うわけです。

まずは自分が実践してくしかないのですが!

言っているだけではなくてね。

2011/10/06

秋日和。諸行無常。

Vege&Forkを紹介させていただいた先日の麻生.TVのアーカイブ放送が見れます。ぜひ見てください。12 分の予定が20分オーバー。(笑 
また呼んでもらいたいです。刺激的!Vege&Fork開催のきっかけ等語ってます。

「しんゆり・芸術のまち」フォーラムの方々にはイベントを後援していただいております。地域の皆様には本当に感謝しております。

VeggyがYouTubeで「キラジェンヌ・チャンネル」をスタートさせたようですね。著名な方とトークショーしたり、楽しそうです。

冒頭のCMは僕の方で制作させていただきました。タクシーの後部座席のモニターCMです。収録時にBGMが欲しいと思ったらVeggyのスタジオにクラシックギターがあって。パっと弾いて、ハイOK!。楽しい撮影でした。もちろん今回もVeggyは出展してくれます。(特別協力も。)

Vege&Fork Marketいよいよ今月末です。前回は震災の影響で出展できなかったお店も今回出展してくれることが決定したり、お子様と一緒のママたち向けに子供が遊べるブースの出展が決まったりしています。(詳細はまたお知らせします。)順調に進んでいます。

麻生.TVでも話していますが、野外イベントは会場探しが難しいのです。イベントに適した公園は無数にありますが、営利目的で使うことができないケースがほとんどです。地域の盆踊り大会ぐらい。
バルセロナではこんなにおもしろく公園を利用しています。 さすがに「夜、DJ、アルコール」とくればいい顔されないのはもっともですが、内容(規制)によってはうまく活用できると思います。市や行政も開放してくれるといいですね。




<追伸>
今日はスティーヴ・ジョブズ死去のニュース一色です。。僕もAppleファンなので何とも言えない感情です。「人は誰でもいつか死ぬ」のも「そして新しい時代がはじまる」のもわかりますが、その瞬間は本当に悲しい。
「Appleは一部のマニアックな人が使っているマシン」というイメージがあったのはたしかですが、そんなのはもう、昔の話。本当にあらゆる世界がAppleによって変えられました。音楽ファンにとって「持ち運びライブラリー」を可能にしたiPodは夢のようなデバイスだし、いつの間にかiPhoneのない生活は考えられなくなってしまいました。

Appleファンとしてご冥福をお祈りします。

2011/10/01

Vege&Fork、ボランティア募集のお知らせ。

「東京ダイエットグルメ」の出版記念パーティはいろいろな方に出会えました。室谷さんのレポートはこちら。中にはVege&Forkに出展のお願いをした人もいます。(本当に出てくれたらうれしいな。)会場は恵比寿にある炭bio、はじめて行きました。それにしても恵比寿はいい店が多いですよねぇ。ひたすら白ワインをのみまくってしまいました。最高な一夜でした。お世辞ではなく、「東京ダイエットグルメ」は内容が濃くて細かな情報がたくさんあるので本当におすすめ。とても丁寧に作られています。あえて男性にプッシュしたい。

さて10月はイベントが多い月です。代々木公園では東京ベジフードフェスタが開かれます。とんでもない来場者数を誇るベジフードイベント。僕も遊びに行く予定です。ベジタリアンイベントとかそういう目線ではなくて、「いっぱい食べ物があるイベント」として来てみるとたくさん発見があると思います。
もう終了してしまいましたが、名古屋ではこんなイベントがあったんですね。一回目の開催からこの規模感。凄いです。ひゃー。秋は食が楽しくなる季節。鍋やお湯割りが待ち遠しいもんです。

Vege&Fork Market 制作も順調に進んでいますのでお楽しみに。お店もほぼ出揃いました。ミニライヴのアーティストの方々のプレイは僕も相当楽しみ。プロモーションは当日までやり続けますが、大事な部分は終了しました。あ、明日10月2日(日)16:00〜川崎市麻生区の地域USTREAMメディア、麻生TVにボクら夫婦で出演します。10分くらいらしいですが、チェックしてみてください。(アーカイブ放送あり。)

今回もVege&Forkでボランティアを募集しています。一緒にイベントを盛り上げたり、2日間を一緒に楽しんでくれる方を募集いたします。性別年齢経験など一切問いません。やることは車の誘導だったり、イベント会場の運営管理全般です。難しいことはありませんのでご安心を。ご興味のある方はinfo@onetreehill.jp(ボランティアの件)戸田まで。こういうイベントは皆で作っていくもんです。ぜひ一緒に楽しみましょう。

というわけでスタッフバッジ作りましたよ〜。
いよいよ今月末開催です。だいぶ涼しくなって来ました。人肌恋しい季節ですが活発にもなる時期です。体調管理をお大事に!



2011/09/24

アイリッシュ・ミュージック、The Ash Groveは10/29です。

自由が丘のマルディグラというライヴハウスにThe Ash Groveを観にいってきました。Vege&Fork初日にプレイしてもらうので軽い打ち合わせも兼ねて。以前もThe Ash Groveについては書かせてもらいました。とにかくケルトな世界につれていってくれます。何より楽器の音がすごくイイ!

アイリッシュダンサーのファーガスのみなさんともはじめて会えて。フライヤーをたくさん持って行ってくれたし、宣伝もたくさんやってくれそうでうれしいなぁ。新百合ケ丘に教室があるそうです。(知らなかった。)毎年3月に表参道で開催されている「セント・パトリック・デー」にも出演しています。何よりイベントをとても楽しみにしてくれています。当日はアイリッシュダンスをみんなで踊りたい!とのことなのでみなさま、よろしくです。非日常を満喫しましょう(笑。

ということでいくつかの動画を撮ってきました。了解を得たのでfacebookページにアップしました。

Vege&Fork Market /facebookページ「The Ash Grove」動画
(The Ash Grove LIVE@自由が丘マルディグラ)

10月末でも麻生環境センターは紅葉はまだで、むしろ緑が生い茂っているはず。(4月開催時は2日目はめちゃめちゃ寒かったし、木々は枯れたままだったなぁ。)緑の木々と、緑のテント、アイリッシュ・カラーはもちろん緑。緑が三拍子そろってます。最高のシチュエーションです。プチ自画自賛!初日はこれで全力投球。おもいっきり僕も楽しみます。

アイルランドにどんなイメージを持っていますか?僕にとってアイルランドといえばまずU2です。もう14歳の頃からファンで。今も好き過ぎてバンドつくって唄ってるくらい。(U2ファン仲間と完全な趣味の時間です。)今回まさかアイリッシュミュージックバンドが出てくれるなんて驚きなんです、実は。秋だし郷愁感がいいのです。
海外出張が多い友人は何回もダブリンに行っていて会うたびに自慢されてボクらはいつも嫉妬してます(笑。

思わず自分の写真をアップしてしまいました。かっこつけてます。結婚式を英国であげてそのままダブリンに行った2006年夏。いい思い出です。これはU2のボノ(Vo.)の家の前で記念撮影。壁一面に世界中のファンからのメッセージが書いてありました。家の裏は信じられないほど綺麗なビーチ。

U2のボノとエッジが所有しているクラレンスに宿泊。完全なるU2バカです。仕方ない。
部屋の窓から見た街並。

さ、連休中もVege&ForkのPRがんばります。
いやぁ、当日を楽しみにしていてください。素晴らしいアイルランド民謡やケルトミュージックを堪能できますよ。


2011/09/21

『東京ダイエットグルメ』がいよいよ発売です。

室谷真由美さん木下あおいさん共著の「東京ダイエットグルメ」が9月30日に発売されるというニュースをキャッチ!

外食でも美味しい野菜をたっぷり食べよう!厳選40店舗の玄米菜食レストランとカフェのガイド。管理栄養士による「食」のワンポイントアドバイスも掲載。安心スイーツもたっぷり紹介しています。デートにも使えるお店です。野菜不足の現代人へおすすめの1冊です。食べておなかスッキリ!
(amazonから。)


先日、6889cafe(来月Vege&Forkに出展してくれます!)に遊びに行った際に「ベジとか理屈じゃなくておいしいことが大事だよねー。おいしかったらハッピーだ!」っていう話になって。たしかにおいしくなかったら何の意味もない。食事は楽しむもの。

僕はまだこの本を読んでいませんが、厳選40店舗とあるのでどんな店が掲載されているか楽しみ。普段から店探しは人任せなところがあってあまりこだわってないんだけど(笑)、これを機に詳しくなりそうです。ピンクの表紙だけどオトコが持っていてもいいんじゃない?玄米パエリアパーティとかベジBBQとかやったら絶対おもしろいだろうなぁなんていつも思ってます。(Vege&Fork出展予定の農楽塾が焼き芋やってくれるみたいで、とても楽しみ。)

僕の友人でもベジじゃないけどタバコやめたことで体が軽くなって、それが心地よくてついでにあまりコってりしたものを食べなくなったという人が結構います。年齢の問題もあるかも知れませんが、菜食主義まではいかないけど、結果明らかに野菜を食べる割合が増えてきた、とかいう感じが丁度いい。やっぱり体感が一番。
カラダのことや健康が気になる人は「ケアしてる人」の近くにいるととてもいいと思います。実際僕もカラダを健康にしたいと思って食事やスポーツを心がけている人と一緒にいることでとても体調が良くなった気になります。いい影響を受けるというか。発する「気」かな。

うれしいのはこの本に僕も少し出ているところ!本当に光栄です。うれしいです。今年の春に室谷さんと木下さんと対談させていただきました。そのときのエントリーはこちら。9月30日には出版記念パーティもやるそうです。僕も相方と参加予定です。

室谷さんはVege&Forkにも出展してくれます。

ぜひ本屋さんでチェックしてみてください!

2011/09/17

こういうお母さん集団はたしかに困っちゃう。

こんな話が。なるほど考えさせられます。

金融日記/怖いのは自然エネルギーよりも自然食品かもしれない

読後は「あぁ、たしかにそうかもですね、はいはい、わかります。」っていう感じですね。新興宗教っていう言い方は極端過ぎると思いますが。全部がそうじゃないでしょう、っていう話です。「麻布とか恵比寿とか白金とか代官山の専業主婦の自然食品にはまっている知り合い」とかいないのでよくわかりませんが、絵的な想像はつきます。とてつもない違和感を感じたんだろうなっていうところはよくわかります。
ちなみにこのkazu_fujisawaさんは著名ブロガー。金融工学の記事とかファイナンス関連とか時事ネタを理系的かつ科学的な見地で書いている方でおもしろいのです。毎回読ませてもらっています。

反論する気は全然ありません。むしろ感じるのはやっぱり物事が伝わっていくのは「その人が誰なのか。」が大事なんだろうな、ということでした。

例えば、マドンナをはじめとするハリウッドセレブ群みたいな人が「マクロビオティックを取り入れた生活をしています。」って言うと興味を持つ人がすごく多いわけです。それに対して、言う人によっては「新興宗教?」みたいなイメージになってしまう。本質は一緒なのに。綺麗事を言うと情報識別能力というか本質を理解する能力があれば相手が誰でも関係ないはずでしょう。ですがそんな余裕はありません。僕もそうです。「君からの話は聞きたくないよ。」っていうのはたしかにあります。だから広告っていうビジネスがあるわけなんですが。あの人が出てるCMだからその商品は安心だみたいな。つまりは人はイメージから入るわけです。

当たり前の話ですが、大して興味を持っていない話題や商品なんかを無理やり薦められたりするのって結構つらいのです。いいからどうぞって言われても、興味ないんですけどみたいな。いいと思っているのは本人だけですよ、全然噛み合ってませんよ、って感じる場面に第三者的にいるのもつらいです。こういうのを「価値観の押し付け」っていうんですよね。「それはあなたの価値観に基づいたモノでしょう。私はNO。」そこの神経は皆敏感です。

もうひとつ記事を紹介。

モノを売るのではなくて、ストーリーを売るという手法

もちろん概念(ストーリー)と実態(モノ)はセットです。何か営業ノウハウみたいになってきましたが、例えば僕の場合は菜食主義を広めようという点においてはあまり重きを置いていません。単純にベジ食や玄米菜食、マクロビオティックやオーガニックライフスタイルみたいなものは「めちゃめちゃおもしろいじゃないか!」と感じているからVege&Fork Marketをやり始めました。これはモチベーションと直結します。教えてくれた妻には感謝しています。もしかして自分のライフワークになりうる可能性を秘めている分野かもしれないとさえ思っています。今もイベント制作中ですがやっぱりおもしろいです。ロジックや専門性はあとから知っていけばいい。実際僕は知らないことだらけです。今はまだそんな感じです。

僕にとって広める、伝えるというは部分があるとすればそれは「食事コントロールや代替療法、特にガンに関する対処療法や予防医学に関してのとらえ方、考え方」です。これは誰の身にも関係することだからです。結局はその人のコミュニケーション能力次第。どんな話題でも自分が自信と確信をもっていることが大事でそれを感じてもらうことが肝だし、結果伝わるんだろうなと思います。
「食事療法」という言葉はちょっと暗いから「食事コントロール」と言うようにしようとか、「ぼくのカラダはベジファイ(Vegefy-ベジ化される)されているぞ」とか言い続けてみようかなとか、くだらないことを考えているのもおもしろいです。

冒頭に戻ってリンク記事から。

     『結局、そういう添加物入りの食品を与える他の
家庭が怖いから同じ宗派のお母さん方でかたまりはじめます。
そしてこうやって集団になった信者は、
やがてマクドナルドのハンバーガーとかを子供
                 に与えたりする「常識のない」他の家庭を攻撃しはじめたり
するんですね。異教徒の弾圧です。』

論外な話。あぁ悲し。異教徒の弾圧って。思うにこれからは個の時代になっていくので社会は分断化されていきます。全体が一色に染まることはほぼありません。考え方や価値観に基づいて二極化が進んでいく。軸を持っていないとブレブレな人生になっちゃうぞ、なんて考えています。
今回の話で言うなら自然食品を取り入れる人と取り入れない人がいるだけの話。あくまで人は人。価値観の押し付けは勘弁です。

こういうお母さん集団は困っちゃうよねぇ。

2011/09/06

新百合ケ丘の飲食店がもっとおもしろくなったらいいなぁ。

渋谷区の神山町にはバーやカフェ、ラウンジ、ダイニング、レストランなどなどの店が連なっており、激戦区。地下のワインバーとか隠れ家的な飲食店もたくさんあって客層は圧倒的に社会人。外観や内装はもちろん、味のクオリティも高そう。逆にそうでなければやっていけないだろうけど。ちょっと異風のブックストアSHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERSとかおもしろい。(この場所は昔、パステルっていうプリンスイーツのお店だった。学生の頃、バイトで2t保冷車のドライバーをやっていたことをいつも思い出す。)渋谷で仕事を終えたときは神山町を通って代々木公園駅へ歩いて小田急に乗る。

小田急沿線、代々木上原周辺はユートピアだ。とても住みやすい町。(実際5年くらい住んでいた。)オーガニックの店はもちろん、地方の食材を盛り込んだ居酒屋とかバーとか焼き鳥屋とかパン屋とかもう、和洋問わずハイセンスな店がたくさんある。接客レベルも高いと思う。なので心地よい。神山〜代々木八幡〜代々木上原は「食」には困らない。最近は上原の数年かかっていた駅内工事も終わり、ショッピングモールのような仕上がりになっていてびっくり。TSUTAYAは復活していなかったけど。超奇麗。

比較することもないのだけど、我が街、新百合ケ丘の飲食店群はもう少し盛り上がったらいいなーと思ってます。贅沢かな。そもそも新百合ケ丘って駅前にスペースがたくさんあるけど店舗が犇めくような商店街はない。これはいいと言えばいいのだが、その分だけ一店舗の存在が浮き彫りになる。駅近の飲食店は他駅と差別化されてるわけもなく画一的にチェーン店ばかりで個性的な店も特にない。モールの飲食フロアに行って食べるのも何か違う。微妙にラグジーな気分になりたいときにちょっと入りたいカフェ×ラウンジっぽい店とか欲しいな。音楽とかもちゃんと聴けて。上原のFire King Cafeとかいいなぁ。あ、比べちゃイカンのですね。上原にあるからいいってのもあるし。

新百合ケ丘は勿論郊外のベッドタウンだから必然的に「30代以上、子供あり」みたいな層が主要ターゲットになるんだろうけど、ちょっとおとなしくて刺激が足りない気がしてます。刺激っていうのは言い換えれば「遊びな店」。ちょっと変な店でも味とか雰囲気とか店員レベルとかトータル的な品性があればみんな行くと思うんだけどな。抽象的過ぎな話ですが。それがベジとかオーガニック料理を出す店とかだったらもっといい。
小田急グループが不動産を持っているんだろうし、地価が安いとは言えないから資金力と信用力がある大手しか参入できないっていう背景はあるのかも知れない。そもそもそういう類の店って運営が難しいのだろう。内装にお金がかかったり。それでいて一品あたりを安く抑えなければいけないし。仕入れや人件費のバランスとか。

僕は新百合ヶ丘周辺には感度や良識が一定以上ある人が多いと勝手に思っていて、「本質的にいいものを理解することができる人」は結構いるんじゃないかって仮説を立ててます。(だからプロジェクトが考えられる。これからも。)例えば代々木上原にオーガニックを意識した店舗があるということはつまり、そこには「わかる人」がいる、ということ。「いいものだってわかってくれるよね?」っていう前提がお店とお客さんの間に存在する。新百合ヶ丘なんかもそのポテンシャルを感じてます。別にその他の地域がどうこう、という話ではなく、つまりそれがマーケティングということ。そこで商売をやる必然性を考えなければうまくいかないんじゃないかなって思うのです。

と言いつつ、先日まさにこれから取り組もうと思っていた「玄菜麺の普及活動」と「自分のプロジェクト」のリンク企画(=ベジ/オーガニック活動)が尻切れになってしまいました。改めてマーケティングって大事なんだなぁと気付きます。もちろん企画側が仕掛けていくことも大事なんだけど、客層目線、求めているものにもっとフォーカスしつつ、こちらが提供していこうと思っていることをブレンドしていかなければいけない。

ベジ、マクロビ、オーガニックってどうも「クール」な店だと思われている気がしてならない。「高いんでしょ?」とか「あぁ、いいことしてるね。」みたいな。難しいと思われてるのかな。

2011/09/03

ガン=生活習慣病について考えてみる。その1

先日、島村善行先生の講演会に行ってきた。パネラーとして参加させていただき、僭越ながら少しだけ話もさせていただいた。テーマは「ベジフードは医療に効果があるか」。

僕が代替医療-とりわけ食事療法-やマクロビオティックや予防医学に興味をもったのは他でもない、家族のひとりに「ガン」が見つかったからだ。健康で文字通り誰も病気をしない、病院なんて行ったことがないボクら家族にとって悪性腫瘍が発見されるというそのニュースは衝撃だった。かなり動揺したのを覚えている。そしてあの衝撃から2年半くらい経つ。幸い、まだ元気だ。

2年半前の話になる。医師からの告知後、即家族会議だ。「さて、どうするか-。」治療法は?病院は?どの選択が一番正しいの?病に関する知識、情報があまりに乏しいので情報収集からはじまる。義兄が医師なのでだいぶ助かったし、いろいろと教えてもらった。同時に本人は驚異的なほど自分の病気についての知識、情報、メカニズムを徹底的に追求して心底理解している。(実は本人にこれだけのエネルギーがあることがどれくらい重要だったかをのちに知る事になる。なぜならガンを宣告されるとうつになったり活力がなくなり、ネガティヴになってしまう人が少なくない。それによって病気は進行してしまうのだ。)

僕の妻は当初から「食事と生活習慣」に着目していた。食べるものとその生活習慣が人体にもたらす影響について彼女なりにとても勉強していたようで「食べ物が大いに影響している。食べ物を変えよう。」と言い出したのも彼女だった。当時の僕は半信半疑というか、あまり意味がわからなかった。なぜならばガン治療には現代の三大療法「手術、抗がん剤、放射線治療」で治すものと定義付けられていたし、すり込まれてからだ。
「なんとなくわかるけど、本当に食事で病気が治るのか?よくなるのか?」

ちなみに日本における死因のトップ3は以下のとおり。(厚生省人口動態統計平成19年)
1位 ガン
2位 脳血管
3位 心疾患

2009年にガンで死亡した人は34万人以上になる。次いで脳、心臓だ。311以降、放射能漏れによる人体への影響のニュースがながれるため、不安が渦巻いている。(情報隠蔽問題も依然としてクリアにはならない。いやクリアになんかならないと思うべき。)特に小さな子供を持つ親はとても深刻だ。判断と行動は人それぞれなので言及しないが疎開されている方も多い。東電の社会的責任については、あまり議論しても仕方ないのでやはり、「自分の身は自分で守るという意識を上げる」しかないだろう。
上記の死因を見る限りにおいてガンという生活習慣病がひとごとではない現実に気付く。50代、60代に多いのはもちろんだが、逆に言えば元気な20代、30代でも50代、60代になったらガンになる確率は極めて高い。残念ながら。

僕が考えるのはガンやその他の生活習慣病を脅威として捉えるのではなく、元気なうちに「わるさをする奴ら」に対して作戦を考えておきたいというもの。その手段として勉強会をしたり、食事コントロールしたりと、日常に「食と健康についての意識」を少し取り入れて行く必要性を感じているということ。人はいつか死ぬ訳だし、極端に恐れる事ではないんだと。

多くの人がそうであるように(失礼!)歯がいたくなったら歯医者へ行き、具合が悪くなったら病院へ行く。このサイクルは治療医学、もしくは対処療法などと呼ばれている。そこで完治するならば問題ないが、他の病気が発覚することもあれば、病気が進行している場合もある。ガンは突然変異のガン細胞が誕生することからはじまるわけだが、こいつらがかなりしぶとく、カラダの中で悪さをする。だからやっかいなのだ。乳がんの発生率は女性の実に20人に1人とも聞く。深刻だと思う。米国は予防医学という考え方が進み、見事なまでにガンが減ってきている。州によっては貧困層は医療を受けることはできない。文字通り富裕層しか病院に行けないのだ。圧倒的多数はうかうか病院のお世話になれない。だからケアするしかない。ここから予防医学が浸透して行く。ところが日本はガン患者が増えている。そう治療医学文化なのだ。国の財政負担を考えても(将来的保険料の値上がり)治療医学が根付いている間は借金が増え続ける。すぐにとは言わない迄もシフトチェンジが望まれるだろう。日本も貧富の差は存在しており、それこそ米国のように十分な治療を受けられなくなっている層も出てくるだろう。というかすでにそうなっている。今の20代、30代の元気なうちに知っておいた方がいいことはたくさんある。この分野においての活動が僕のプロジェクトのひとつになっていく。

医療の進歩への安堵感とともに集団意識が働いて「そんなに怖くない。」と感じる人もいるかも知れない。とは言うもののガンを宣告されて不安にならない人はいない。皆無。僕自身そうであるように家族が苦しむのはとてもつらい。痛みが伴う病気はとても見ていられるものではない。
一方で、「そんなこと(ガンのこと)ばかり考えて一々生活習慣を変えるとか、食べ物を制限するとかイヤだ。それなら好きに生きて食べたいものを食べて生活してコロっと死んだ方がいい。」という考え方もあると思う。QOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活、人生の質、)と呼ばれているものだ。どの価値観にそって生きるかはその個人の問題だ。いいも悪いもないだろう。僕は医療の専門家ではないので出来ることは考え方や具体的活動、実体を構築していくこと。マクロビオティックに興味を持ったのは考え方に共感したから。

このテーマについては今後も書き続けていくつもりです。このテーマにあるような問題をプロジェクト化し、自分のライフワークにしていこうと考えています。Vege&Fork Marketも意味あるものにしていきたい。



2011/08/28

第3回 Vege&Fork Market 出展店舗のご紹介!


第3回Vege&Fork Market 出展店舗です。(このページに限っては訂正・加筆いたします。)
尚、出展者の都合により商品やメニューに変更が出る場合もございます。予めご了承ください。

●日時 : 2011年10月29日(土)30日(日)
●時間 : 10:00~16:00 (17:00完全撤収)
●会場 : 麻生環境センター (小田急線 柿生駅 徒歩10分)
●住所 : 川崎市麻生区上麻生6-15-1 http://bit.ly/orfJGb(Google Map)
●入場料 : 無料
●駐車場は数に限りがございます。なるべく電車、バスでお越しください。

10月29日(土)※順不同(敬称略)

●ちいさな木(天然酵母パン、オーガニックスイーツ、生活雑貨)
●農楽塾(野菜、米、苗、種、焼き芋、加工食品、農具、衣類など)
ヒマラヤンマテリアル(ヒマラヤヘンプ、バック、帽子、Vegan対応雑貨など)
●あとりえ・うりまがみ(国産小麦・自家製酵母パン、ベジサンド、季節のおやつ)
琥珀堂(焙煎機を車載した移動式カフェ/珈琲)
●パパガヤデリ(ファラフェルピタサンド)
FIKA(オーガニック焼き菓子)
あんこときなこ(オーガニック焼き菓子)
●Veggy Steady Go!(雑誌Veggy他、書籍雑誌の販売)
●BiBi(ベジインドカレー)
●サードエネルギーカンパニー(ヒマラヤ原産モリンガの種とオイル、カディコットン)
●トミーヤミー(焼き菓子)
●〜ナチュラルリアルフード〜森の扉(自然食品、加工品)
●Vege geek(ラップサンド、ロースイーツ、マクロビオティック焼き菓子)
Macrobiotic Factory 1000 Rocks(オーガニックワイン、マクロビお惣菜)
●あいよ農場(野菜の販売、農産加工品)
m's natural foods studio(マクロビお菓子、大豆から揚げ、カレー、スープ)
●しゅるてぃ屋(手作り天然石鹸)
ロングライフロミロミ(ハワイアンマッサージ)
光珈琲「エチオピアの森で育った」野生のコーヒー、100% ざくろジュース)
Patisserie Sara(ビーガンスイーツ)
●6889cafe(オーガニックランチボックス スイーツ他)
室谷真由美(玄米菜美食コンサルタント:著書『東京ダイエットグルメ』販売)
●博文堂&ママホメ
(ホメオパシーミニ相談、ハーブチンキ入り酵素ジュース、おこげ、竹炭ケーキ)
●わらじデリ(酵素ジュース、お弁当、おにぎり、パン)
マワル(玄米お結び)
●無肥料無農薬栽培「ファーマン」&エコ工作「G∞ReeN」☆子供が遊べるお店!
(有機栽培野菜&ハーブと、大人も子供も楽しめるエコ工作ブース)
●charkha hayama(ベジたこ焼き、ベジたこ焼き入りにゅう麺、無農薬玄米おにぎり、他)
NPO 農に学ぶ環境教育ネットワーク(無農薬無施肥のお米販売、活動パネル紹介)
ヘルシーBAR(有機リンゴ・寺田本家日本酒・お得なオーガニック食品)
オーガニック七菜(玄米おにぎり、玄米餅のおしるこ、オーガニック焼き菓子)
trois cadeau(トロワ カドゥ:焼き菓子、リースやアクセサリー)
こどもパン(天然酵母パン)+青果ミコト屋(無肥料無農薬野菜、果物、加工品)
蜂谷さんのごはん 蜂谷食道 (ローヴィーガンスイーツ、ローチーズケーキ、豆乳玄米ラテ、チョコレートバニラカフェなど。
POINT(ポアン)(ベジローフ弁当)


【LIVE】詳細はこちら。
The Ash Grove


10月30日(日)※順不同(敬称略)
●きななカフェ(マフィン、クッキー他オーガニック焼き菓子)
マクロビ・クッキング・ユニット[ワチッタ](パン、お惣菜など。)
●農楽塾(野菜、米、苗、種、焼き芋、加工食品、農具、衣類など)
あとりえ・うりまがみ(国産小麦・自家製酵母パン、ベジサンド、季節のおやつ)
●CAFE UTOKU(自家製酵母パン、スコーンフェアトレード商品、雑貨など)
CAFE KIRAKIRA(デリ&スープ)
琥珀堂(焙煎機を車載した移動式カフェ/珈琲)
●パパガヤデリ(ファラフェルピタサンド)
●FIKA(オーガニック焼き菓子)
あんこときなこ(オーガニック焼き菓子)
●Veggy Steady Go!(雑誌Veggy他、書籍雑誌の販売)
●BiBi(ベジインドカレー)
●toeka(国産小麦100%、オイルフリーのパン)
●トミーヤミー(焼き菓子)
●〜ナチュラルリアルフード〜森の扉(自然食品、加工品)
●Macrobiotic Factory 1000 Rocks(オーガニックワイン、マクロビお惣菜)
あいよ農場(野菜の販売、農産加工品)
●しゅるてぃ屋(手作り天然石鹸)
ロングライフロミロミ(ハワイアンマッサージ)
●光珈琲(「エチオピアの森で育った」野生のコーヒー、100% ざくろジュース)
6889cafe(オーガニックランチボックス スイーツ他)
●ラッキーパームス(体にやさしい完全無痛のゆらゆら整体)
●室谷真由美(玄米菜美食コンサルタント:著書『東京ダイエットグルメ』販売)
●博文堂&ママホメ
(ホメオパシーミニ相談、ハーブチンキ入り酵素ジュース、おこげ、竹炭ケーキ)
PePe(ベトナムサンドイッチ)
●藤沢商店(お米の販売)
●無肥料無農薬栽培「ファーマン」&エコ工作「G∞ReeN」
(有機栽培野菜&ハーブと、大人も子供も楽しめるエコ工作ブース)☆子供が遊べるお店!
●charkha hayama(ベジたこ焼き、ベジたこ焼き入りにゅう麺、無農薬玄米おにぎり、他)
ひなたぼっこ(バズフィズ作り体験、手作りキット販売) ☆子供が遊べるお店!
NPO 農に学ぶ環境教育ネットワーク(無農薬無施肥のお米販売、活動パネル紹介)
ヘルシーBAR(有機リンゴ・寺田本家日本酒・お得なオーガニック食品)
オーガニック七菜(玄米おにぎり、玄米餅のおしるこ、オーガニック焼き菓子)
KURUMI(天然酵母パン、焼き菓子)
なないろ畑(有機栽培の野菜、野菜の苗)
POINT(ポアン)(ベジローフ弁当)
Vege Magic (ナチュラルヴィーガンスィーツ)

【LIVE】詳細はこちら。
arco(アルコ)
妙子とゆかいな仲間たち